内容説明
無理をせず、自分に合った方法で不確実な未来にどう備えるべきかがわかる!20代から定年後まで、今すぐやったほうがいいこと、やるべきではないこと。一生もののお金の基礎知識。
目次
第1章 これだけは知っておくべき!お金の大原則
第2章 お金に関してやってはいけないこと
第3章 不確実な未来にどう備えるべきか
第4章 自分の年代でやっておくべきことは?
第5章 老後資産作り、私の場合は?
第6章 金融商品、一刀両断!
著者等紹介
大江英樹[オオエヒデキ]
経済コラムニスト、オフィス・リベルタス代表。大手証券会社で25年間にわたって個人の資産運用業務に従事。確定拠出年金法が施行される前から確定拠出年金ビジネスに携わってきた業界の草分け的存在。日本での導入第1号である、すかいらーくをはじめ、トヨタ自動車などの導入にあたってのコンサルティングを担当。2003年からは大手証券グループの確定拠出年金部長、2015年からは企業年金連合会の「確定拠出年金継続教育実践ハンドブック検討会」の座長を務める。2012年9月にオフィス・リベルタスを設立。独立後は「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるよう支援する」という信念のもと、経済やおカネの知識を伝える活動を行う。CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャルプラニング技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ニッポニア
63
iDeCoの創設に関わった人だけにそれを勧めるのは仕方ないとして。以下メモ。結局、ほったらかしが一番儲かる。日本人は投資も寄付もしない。どう足掻いても民間保険が公的年金には勝てない、社員を養い利益を求めているのと、税金とは雲泥の差。共働きは何よりも強い、人生において何を大切にするか、で働き方を選ぶべし。社会保険の役割を知り、使い方を理解しておくことは重要。自分の好きなことが定年後の仕事として続けられるのが幸せ。自己投資にお金をかけ過ぎてはいけない。本を読む、人と会う、旅をする。少額で始めて失敗も経験する。2024/04/08
left7
15
特に老後資金について書かれていました。類似のどの本にも書いてあることですが、働けるうちは働き共働きできるならするというのが有効なようです。また、保険に関しては他の類似の本はほとんど不要というものが多いように思うのですが、この本では保障目的ならまだしも貯蓄目的は諸費用がかかるからやめておいたほうがいいというスタンスのようでした。2022/08/30
はるわか
10
人生のお金の基本は「長く働く」「公的年金」「私的年金」。公的年金は65歳から支給開始。ただし、60〜75歳までの間は任意の時から受取開始可能。支給開始を65歳より遅らせる場合、1月遅らせるごとに支給額は0.7%増える。仮に70歳まで遅らせると毎月の受取額は0.7×60月=42%、また75歳まで遅らせると84%増える。社会保険は本当に大切:①医療保険②年金保険③介護保険④雇用保険⑤労災保険。2023/01/25
naka
9
著者は元証券会社勤務の方です。自分が将来こんな感じで過ごしたいとぼんやりイメージする内容に近いところを勧める本でした。投資については、将来大きく価値を減らさない程度を目指すところが好感を持てました。Kindle Unlimited2024/04/10
ことり
3
お金に振り回されない人生にするために著者の経験を基に書かれた本。次々と色々な金融商品が出て迷走しがちだけど、まずは哲学を決めないといけないよってこと。もうすぐ退職、退職金どうしよ?という人生のターニングポイントにいる友人に勧めたい1冊。当たり前だけど、そこがない状態で金融商品に行くとカモにされる。カモにされないためにも。2024/02/03