内容説明
詩人として、音楽家として日本と韓国の文化の懸け橋となってきた著者が深い祈りをこめて紡ぎだす29篇の調べ。韓国でも高い評価を受けてきた詩人の4冊目の日本語詩集。
目次
密閉された空間から魂を飛ばしてみると
音を拾う
詩を翻訳する
詩作断想
門付け節
甦生
母の変奏曲
挽歌
母のナビゲーション
そのように静かに蹲っている〔ほか〕
著者等紹介
李承淳[イスンスン]
韓国、ソウルに生まれる。幼い頃からピアノを学び、詩を書きはじめる。ソウル大学音楽大学卒業、武蔵野音楽大学卒業後、ピアニストとして活動しながら『旅人の悲しい節』で韓国の詩壇へ詩人としてデビュー。韓国の文芸誌に日本の詩と詩人を紹介している。現在、東京在住。「日韓交流 詩と音楽の集い」代表、日本文芸家協会、韓国詩人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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