目次
第1章 ウェルビーイングとは(ウェルビーイングの定義と多元的階層モデル;ウェルビーイング論を見るポイントは定義と構成概念である ほか)
第2章 ウェルビーイングへの主観的アプローチ(主観的アプローチを強調するこれまでの理由;ウェルビーイングは一般的ウェルビーイングを起点として終点とする論である ほか)
第3章 ウェルビーイング論の歴史的・社会的背景―物質的・経済的な充足の先にあるものは?(OECDウェルビーイング施策が起案された背景;マズローの欲求階層論―D認識とB認識 ほか)
第4章 鳥取県倉吉市のウェルビーイングを視座とする地方創生―小田急電鉄主宰IFLATsの事業(「人財」育成を基盤とする地方創生ビジョン;ウェルビーイング実態調査 ほか)
第5章 ウェルビーイングの危うい捉え方(ウェルビーイングが高い従業員は有能か?;自尊感情プロジェクトの過ちを繰り返すな―自尊感情神話 ほか)
著者等紹介
溝上慎一[ミゾカミシンイチ]
学校法人桐蔭学園理事長。桐蔭横浜大学教授。1970年生まれ。大阪府立茨木高等学校卒業。神戸大学教育学部卒業。京都大学博士(教育学)。1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年同講師、教育学研究科兼任、2003年京都大学高等教育研究開発推進センター助教授(のち准教授)、2014年同教授。2019年学校法人桐蔭学園理事長、桐蔭横浜大学学長(2020‐2021年)。日本青年心理学会理事、大学教育学会理事、公益財団法人電通育英会大学生調査アドバイザー等。日本青年心理学会学会賞(2013年)、日本教育情報学会論文賞(2023年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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