蔑まれし者たちの時代―現代国際関係の病理

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蔑まれし者たちの時代―現代国際関係の病理

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798918846
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C3031

内容説明

西洋諸国は、帝国主義的な植民地獲得競争の下で、各地の社会や文化を蹂躙し破壊してきた。当時いくつもの屈辱を受けてきたアジアやアフリカ、中東の国々の憎しみの感情が、様々なかたちで今日の国際情勢に表出している。そして、西洋諸国による「蔑み」は今なお続いてもいる―。数多の歴史的事象から、国際社会にはびこる「蔑み」という重大な病理を喝破した現代フランスを代表する知の巨人の名著、待望の邦訳!

目次

第1部 国際関係史における屈辱または新たな社会病理の発見(共同生活の罠;蔑みまたは無秩序な権力;屈辱の種類とその外交)
第2部 屈辱によって潤される国際システム(構成的不平等:植民地時代の過去;構造的不平等:エリートの外側にいること;機能的不平等:ガバナンスの外にあること)
第3部 屈辱の危険な影響:反システム側に?(社会の仲介者としての役割;反システム外交?;制御されない暴力)

著者等紹介

バディ,ベルトランド[バディ,ベルトランド]
パリ政治学院名誉教授。パリ政治学院および東洋国立言語文明研究所(INALCO)修了、パリ政治学院で博士号取得。1974年、パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌ大学で講師、以降、助教授、オーヴェルニュ・クレルモンフェラン第1大学教授を経て1990年からパリ政治学院国際関係学教授。世界政治学会(IPSA)の副会長(2006~2010年)も務めた。現代フランスのみならず、欧州において最も有名な国際政治学者の一人。これまでに25冊以上を出版、数多くの国で翻訳されておりそれらを含めると全世界で40冊を超える。ヨーロッパ国際研究ジャーナル委員長の他、国際人権ジャーナル、国際関係と開発ジャーナルなど有名学術誌のエディトリアル・ボード・メンバー。ローザンヌ大学、ボローニャ大学などでも教鞭を執る

福富満久[フクトミミツヒサ]
一橋大学大学院社会学研究科教授(国際政治学・国際正義論)。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、2009年パリ政治学院Ph.D.国際関係プログラム修了、2010年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。Ph.D.(国際関係学、パリ政治学院)、博士(政治学、早稲田大学)。英国王立地理学会フェロー(FRGS、地政学)。12年4月より一橋大学大学院社会学研究科准教授を経て15年4月より現職。キングス・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)戦争学研究科シニア・リサーチフェローなど兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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