顔のみえないデジタル社会―戦場・生殖・学校から人が消える

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顔のみえないデジタル社会―戦場・生殖・学校から人が消える

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  • サイズ 46判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798917962
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C3036

内容説明

科学技術の発展で失われるものは何か―AI兵器の登場と「戦争」、体外受精技術の革新と人間の「性」、オンライン授業の普及と「教育」、社会のハイテク・デジタル化は、人々をどこに連れて行くのか。歴史の“モノ化”(物象化)の帰結を探る!

目次

1章 問題の所在(現代とはどんな時代か;「物象化」とは何か―マルクス、ジンメル、ウェーバー;物象化、技術化、合理化のパラドクス)
2章 兵士のいない戦場(「戦争論」の古典;人格的(人どうしの)闘争から物象的(武器による)戦争へ
記号化する現代戦―自律化する兵器(LAWS))
3章 親の不透明な生殖医療(物象化される生と性;モノ化する生と物象化する性;「想像の共同体」としての未来家族)
4章 人の香りがしない学校(教育の世界も容赦ない物象化―通信制高校の台頭;深入り避ける若者;通信制大学の現在)
5章 現代はどこに向かうのか(合理化による非合理化;社会の物象化の帰結;車による生活世界の植民地化)

著者等紹介

佐久間孝正[サクマコウセイ]
1943年生まれ。1970年東北大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在、東京女子大学、立教大学、東京通信大学各教授を経て、東京女子大学、東京通信大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gokuri

3
今後現代社会が、ひと対ひとの世界が、もの対ものの世界に移行していくという言説と、具体例としての AI兵器による戦争、生殖補助医療、通信による教育の3分野をあげて主張している。 親のみえない生殖医療の項は、まさに現代医療が倫理的な整理が非常に困難な分野であることが浮き彫りになっている。 また、コロナの蔓延により、通信、映像による教育を迫られた学業現場、生徒・学生の混乱は、将来に大いなる不安を抱かせられる状況が明確になってきたのではないだろうか。2023/02/06

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