出版社内容情報
海辺に捨てられた子猫が希望をもって成長し、自立していく姿をユーモラスに描いたお話。夢をもつ大切さを伝える絵本。
内容説明
ぼく、そらをとんでみたいなあ。夢をみて、失敗して、自分の足で歩いていこう!
著者等紹介
宇野克彦[ウノカツヒコ]
1932年東京都生まれ。技術系の会社員として勤務しながら、多くの童話を書き続ける
西川おさむ[ニシカワオサム]
福岡県に生まれる。絵本作家・画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
にしかわおさむさんの絵にひかれて手に取りました。「だれかがねこをすてました」のスタートに驚きました。今日は偶然、カラスに襲われていた子猫を助けたので、余計に内容が気になりましたが、仲間も出来たし、前向きに逞しく生きようとする子猫にホッとしました。助けた子猫の豆腐が、この子猫のように逞しく育って欲しいな。2018/05/29
anne@灯れ松明の火
26
読友さんご紹介。県立で。さらさらっとした さりげない絵が、なんだかいいな~。猫が捨てられるところから始まり、どきっとするけれど、いい相棒もできて、たくましく生きていく姿にホッとする。楽しいシーンもたくさんあって、いい作品♪2018/11/18
ねなにょ
22
海辺で捨てられ、いいカニさんに出会い、いろいろ盛りだくさんの1日目を過ごしたこねこ。「それじゃあ、かにくん さようなら」と砂浜を格好良く歩いて去っていったけれど、こねこの今後が心配でたまらん。こねこを海辺に捨てた誰かは、絶対に許さんぞっ!!2019/07/09
りーぶる
16
捨てられてしまったこねこが、たくましく海辺に住むノラネコになるお話(だと私は理解した)。最後はカラスとも仲良くなってました♪(4歳1か月)2020/08/15
ヒラP@ehon.gohon
13
棄てられたこねこが、かにやカモメや、意地悪なカラスと出会いながら、次第にたくましくなっていきます。 災難や冒険を経験して、自分で生きていける自信もついたようです。 西川おさむさんのほのぼのとした絵が、まろやかな作品にしていると思います。2018/11/10