内容説明
ウクライナ戦争によりロシアでの事業撤退・停止に直面している企業も多い今日、国際情勢の変動を大きく受けやすい国際取引に関わる基礎知識が幅広く求められている。本書は、国際取引についての諸条約や法令、判例等もふまえて詳説した、類書なき体系的概説書である。企業の法務・企画・事業部門の実務家、法・経・商学研究者、弁護士など国際取引に関心を有するすべての人々に有用。“下巻”では、「国際事業提携」および「国際ジョイントベンチャー」、「国際買収」について全22章から丁寧に解説!
目次
第1部 国際事業提携(国際技術ライセンス関係から国際事業提携関係への発展;国際事業提携;国際事業提携契約の基本的構造 ほか)
第2部 国際ジョイントベンチャー(国際ジョイントベンチャーのフレームワーク;国際ジョイントベンチャー契約の基本的構造;合弁会社の経営と管理におけるリスクとリーガルプランニング ほか)
第3部 国際買収(国際買収のフレームワーク;国際買収のプロセス;国際買収契約の基本的構造 ほか)
著者等紹介
井原宏[イハラヒロシ]
京都大学法学部卒業、ケンブリッジ大学大学院比較法研究課程修了、住友化学法務部長、経営法友会代表幹事、筑波大学大学院教授(社会科学系)、筑波大学大学院ビジネス科学研究科長、明治学院大学法学部教授、明治学院大学学長補佐、弁護士、筑波大学監事、国際取引法学会代表理事会長を歴任。現在、国際取引法学会理事・名誉会長(創設者)、筑波大学名誉教授、京都大学博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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