潮文庫<br> チャーハン兄弟

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潮文庫
チャーハン兄弟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267024870
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

つぶれかけの町中華屋に奇跡は起こるのか?
いよいよ、俺たちの伝説の始まりだな――! 
都内の銀行を辞めた悠夢。転職活動のために千葉県八剱市の実家に転がり込むと…
「ようキョーダイ!親父の店、明日から再オープンすっから!」
腕力だけが取り柄の“バカ”兄貴から突然の宣告!
料理はくそ不味い? 客はぶちギレ? 翌日からは早くも閑古鳥……。
はたして、起死回生の「兄弟チャーハン」は完成するのか?

青春小説、SF小説など多彩なジャンルの小説を手掛ける著者の最も得意とする「料理系小説」の最新刊。著者在住の千葉県木更津市周辺を舞台としたご当地本の要素もふんだんに取り入れ、地方都市の郊外にあるつぶれかけの町中華屋を舞台に、かたや体力自慢の兄、かたや元銀行員の弟がそれぞれのチャーハンを試行錯誤し、また昔からの仲間や地域の人々に助けられながら復活を遂げていく物語。


【目次】

内容説明

都内の銀行を退職し、千葉県八釼市の実家に転がり込んだ悠夢。帰省早々、兄・一番から「親父の店を再開する」と宣告を受ける。入院中の父に代わり、休業中の「中華一番」を盛り返すというのだ。強引に引き込まれた悠夢だが、兄の料理の腕はからっきし。客の期待を裏切り、翌日からは閑古鳥。メニューをチャーハンに絞って立て直しを図るが…、一難去ってまた一難。兄弟が辿り着く「世界一うまいチャーハン」とは!?

著者等紹介

行成薫[ユキナリカオル]
1979年宮城県生まれ。東北学院大学卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(応募時は「マチルダ」、2021年に映画化)で第25回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。2021年に『本日のメニューは。』で第2回宮崎本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

もえ

32
行成薫さん初読み。入院した父親の代わりに「中華一番」を再開しようとする兄・一番に巻き込まれる形で、元銀行員だった弟・悠夢も一緒に立て直しを図る。料理ど素人の兄弟が紆余曲折の末にお客に愛されるおいしいチャーハン専門店を開くまでの物語。チャーハンだけで勝負する店という発想も面白いし、破天荒な兄が意外に人情に厚くて人望があり、協力者が次々に現れるのも読みどころ。一方の弟は堅実型で兄を支えていく…っていう構図は、まさに今放送中の大河ドラマの二人じゃないの(笑)看板メニューの肉盛チャーハンを一度は食べてみたくなる!2026/03/17

ち~

28
入院した父の町中華屋を強引に継いだ兄(バカ・バカ舌)と弟(中途半端・料理経験ゼロ)。結果は当然…ユルいタイトルに騙された!料理もロクに出来ず父の常連客も離れてしまった店を、どう立て直すのか?周囲の人が語る兄という人物像や、弟が抱え続けてきた鬱屈といった兄弟達の厚みのあるストーリーは、笑いもあるが胸アツな場面も多い。思っていた100倍も1,000倍も面白かった。この作品に出会えて幸せな気持ちで読了。2026/03/05

たかぃ

14
コレゎ旨ぁぢ(*´꒳`*) ▼親父が鍋ぉ振ってぃた中華料理屋ぉ継ぐことにした兄弟の奮闘劇&人情劇。バカで一途な兄"一番"と、リスクぉ避けすぎて中途半端な弟 "悠夢"の対称的な2人。兄弟でぉ店ぉ再開してからゎ問題山積なんだけど、一番の人徳と真っ直ぐな性格ゃ、関ゎる人たちに導かれて、遂に悠夢も腹ぉ括るところゎ熱ぃ! 兄弟が中華一番の新名物チャーハンで伝説の幕ぉ開けるゼってとこで終幕。 ▼面白ぁぢが途切れることなく、後味ぁる小説でしたゎぁ。今年のィチ押しゃね!(`・ω・´)2026/03/14

陽ちゃん

9
訳あって都内の銀行を退職して千葉の実家に転がり込んだ悠夢は、入院中の父に代わって中華屋を再開してしまった兄・一番の暴走に巻き込まれてしまい⋯。当初は逃げようとしていた悠夢が、兄の友人や食材の生産者たちと接触することで思いが変わり、自らチャーハンを作るようになる過程が面白かったです。子どもの頃から良くも悪くも目立つ存在だった兄に隠れてしまい無気力になっていた悠夢の過去は切ないですが、ちゃんと見守ってくれている人がいて良かった。美味しそうな料理が次々出てくる訳ではありませんが、チャーハンが食べたくなりました2026/02/27

とびを

6
面白小説かと思ったら意外とハートフルだった。今のところ2026年ナンバーワンかもしれない。2026/02/17

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