内容説明
温暖化より寒冷化の方が人類にとってははるかに恐ろしい!地球の気候に影響を及ぼす全要因に対する総合的考察を欠くいわゆる「温暖化」説は、科学ではなくフィクションにすぎない。今こそこの妄説を排し、すべての変動要因の総合解析がもたらす恐るべき予測・間近に迫った「地球寒冷化」に向け、全人類の英知を結集すべき時だ!
目次
第1章 21世紀の気候予測
第2章 押しつけられる地球温暖化
第3章 二酸化炭素犯人説は間違い
第4章 寒冷化はすぐそこまで来ている!
第5章 気候変動・地球汚染と成長の限界
第6章 未来に向けて人類の叡智を!
著者等紹介
丸山茂徳[マルヤマシゲノリ]
1949年徳島県生まれ。徳島大学卒業後、金沢大学、名古屋大学で学び、米スタンフォード大学、東京大学などを経て1993年より東京工業大学教授。地球惑星科学専攻で、地球のマントル全体の動きによりダイナミックな地球像を明らかにした「プルームテクトニクス」理論は学会に衝撃を与え、日本地質学会賞や紫綬褒章を受賞。最近は地球環境や、原発事故問題などの一般向け教養書も多く著している
吉田勝[ヨシダマサル]
1937年東京生まれ。北海道大学卒業後第10次日本南極観測隊で越冬観測、1971年より大阪市立大学地学教室助手を経て1991年~2001年教授。現在はゴンドワナ地質環境研究所会長、ネパール国立トリブバン大学名誉教授。国際学術誌Gondwana Researchを創刊し、IGCP‐368(国際地質学連合/ユネスコ共催事業)のリーダーを務めるなど、ゴンドワナ地学研究の進展に尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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