出版社内容情報
内なる子どもの目をひらき
手を動かして考えるデザインの本
紙にちらばった21個の点を線で結ぶとしたら? 多様なバリエーションによって物事のさまざまなつなげ方、グループ分け、関連づけの方法を無限に発想する力を鍛える。ムナーリの詩的空想に満ちた、美しい見立ての数々に導かれ、視覚表現によるコミュニケーションの基礎を学ぶ演習帳。
これは、ものごとの様々なつなげ方、まとめ方、関係づけの方法を次から次へと発見する遊びです。――ブルーノ・ムナーリ
*伝説のデザイン教本 「ブロック・ノート・シリーズ」
ムナーリは、誰にもわかるやさしい言葉と絵を使って、デザインを学ぶための本をたくさん作りました。本書は晩年のムナーリがイタリアのコッライーニ出版の編集室で、新しいデザインの教科書の夢を語りながら、その場で装丁まで仕上げてしまったという伝説の教本BLOCKNOTESseriesの一冊です。内なる子どもの好奇心を全開にしてたくさんの不思議を観察し、空想の力を借りて誰にも見えていなかった真実を発見する。驚きと歓びに満ちたムナーリ流デザインの学び。心ゆくまでご堪能ください。 ―― 訳者 阿部雅世
ブルーノ・ムナーリ[ムナーリ ブルーノ]
著・文・その他
阿部雅世[アベ マサヨ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月と星
2
★★★21個の点を使ってデザインごっこ。子どもとやると面白いかも。2018/10/15
jimataro
1
点に対して線でどれだけ表現の幅があるか、やみくもにやると10くらいで発想が詰まりそうだけど、自分に制約やルールを決めると、意外にも広がる。空想力とは逆説的にこういうことなのかも、と思ったりした。一方で気負わずに流れを楽しめる旅行気分も持っておかないととも思う。2023/01/05
tetekoguma
0
ブルーノ・ムナーリの子供向けの絵の描き方講座。21個の点を使ってあら不思議、たくさんのいききした生き物やものことが出てきました。何かを真似るのでもなく、もとからあるシンプルなものに足すことによって、生まれる生命力。アートってこういうものと体で感じられる宝物のような本。2022/09/17
葛
0
2018年7月7日 初版第1刷発行 著者:ブルーノ・ムナーリ 訳者:阿部雅世 装丁:ブルーノ・ムナーリ、阿部雅世 発行者:工藤秀之 発行所:株式会社トランスビュー 印刷製本:モリモト製本 編集:月とコンパス 編集協力:マルティーナ・ディエゴ2019/07/09
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