内容説明
自然と人間の関係を見すえた新しい経済学の誕生。経済行為をおしすすめれば、人と自然が必然的に対立する地点が見えてきた現代こそ、だれもが描きえなかった新しい経済学が必要なのだ!
目次
序論―経済本質論の現代的意味
第1部 経済とは何か(方法論のレベルで〈マーシャル対ロビンズ〉;「市場」を軸として〈ポラーニ対ハイエク〉;認識関心からのアプローチ;生活手段の準備・調達)
第2部 行為としての経済(生活の統一性および「経済原則」;配分概念とその諸契機;出発点としての欲求;充足手段と配分目的;配分決定―選択から配分へ;配分における費用)
第3部 再生産循環としての経済(生活過程の再生産―財と労働力の生産と消費;個体・家庭・社会―「家庭」の経済的構造;家庭と社会の連続性)
付論 教育:労働力再生産の1要素
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