内容説明
工芸に与えられた形と意匠が意味するものを、それを作り、使い、愛でてきた人びとの生きた時代と社会の文脈のなかで含味し,解読する。
目次
1 古代人と文様
2 黄金の美と日本文化
3 忘れられた塗りの伝統
4 桃山文化の二元性
5 文人とその美意識
6 江戸の舶来品ごのみ
7 からくりの彼我
8 鏡のなかの世界
9 カルタとタロット
10 海を渡った日本工芸
11 錬金術と錬丹術
12 中国の陶磁とヨーロッパ
13 ヨーロッパ陶磁管見
14 錫工芸の光芒をたどって
15 時計の意味の変容
16 工芸としての風見
17 家具と生活文化
18 アール・ヌーボーの現代性
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- 和書
- ニーチェと哲学 河出文庫