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出版社内容情報
ボクっ娘伯爵 VS ヒロト、外交交渉の幕が上がる!
ヒュブリデの特産品、高級染め物には明礬(みょうばん)石が欠かせない。だが、国内では枯渇の危機。豊富な鉱山は、軍事同盟を破棄したばかりのアグニカ王国にある。アグニカはヒュブリデに軍事協定の締結を要求。受ければガセル王国との関係は悪化。
断れば明礬石は手に入らない。その上、明礬石の鉱山を保有しているのは、山ウニのことでヒロトに敵意を持つグドルーン女伯。
ガセルとの関係を悪化させずに明礬石を確保するのは不可能。失敗を宿命づけられた交渉にヒロトは臨むことになるが――。
内容説明
ヒュブリデの特産品、高級染め物には明礬石が欠かせない。だが、国内では枯渇の危機。豊富な鉱山は、軍事同盟を破棄したばかりのアグニカ王国にある。アグニカはヒュブリデに軍事協定の締結を要求。受ければガセル王国との関係は悪化。断れば明礬石は手に入らない。その上、明礬石の鉱山を保有しているのは、山ウニの件でヒロトに敵意を持つグドルーン女伯。しかも、女伯はアグニカ女王アストリカと潜在的に敵対関係。ガセルとの関係は悪化させたくない、だが、明礬石は確保しなければならないという悪路の交渉へヒロトは向かうことになるが―。
著者等紹介
鏡裕之[カガミヒロユキ]
滋賀県立膳所高校を経て、北海道大学文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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那須了
1
直近の過去巻の出来事や今巻内での伏線がきれいに回収されて久々に気持ちいい解決編だった。ハイドランの屋敷が壊されたときはさすがに強引では?と思ってたので...w ヴァルキュリアの悲しみ描写やヒュブリデの重鎮たちがヒロトに疑念を持つ描写が若干しつこかった印象はあるけど、女伯グドルーンとの直接対決は手に汗握った。このシリーズは敵でも賢い人は同時に理性的であることが多く、是々非々のやりとりをできるところが好き。2022/03/03
nyamu
0
リアルという言葉をここ数巻ほど意味もなく多用しているようだが、使い方悪く非常に安っぽい言い回しになっているので早くやめてほしい。2022/03/17