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内容説明
神々の遺した圧倒的な異能を意のままに操る者―“神遺使い”。その人材育成を目的とした学園に通う少年レイジは、選抜百名の中から最強の神遺使いを決める四年に一度のランキング戦“神話の再演”への参加を控え、期待に胸を躍らせていた。しかしその前日、レイジはなりゆきから謎の男たちに追われる記憶喪失の美少女カナンを保護することに。
著者等紹介
無嶋樹了[ナジマタツノリ]
第4回ノベルジャパン大賞・銀賞を受賞し、「ハガネノツルギ」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
13
これまたベタでテンプレだなぁ。王道展開をシンプルにやってくれるので読みやすいし退屈せずに済みました。登場人物もそれぞれ良い。ただ何の捻りも無いのが残念か。伏線もかなり単純すぎて展開が丸わかりなんだよね。ヒロインも出会った段階で好感度MAXだし色々とツッコミ所は多い。主人公とヒロイン2人のすごくわかりやすい修羅場は好物なので全て許すが。纏められているのであともう一工夫ほしい所かな。2014/02/06
1_k
8
すげえアリガチな異能バトル物。主人公が才能はなくとも努力で補うタイプというのは、最近では珍しく、特筆すべきはその辺り。と思ったら、終盤で最強の武器を入手して俺tueee。それも含めて王道というべきか。まとまりは手堅いが、イマイチ売りがない。あと、ヒロインが最初っからデレててチョロい感じがなんとも残念。2012/11/13
びゃく
5
異世界&異能バトルもの。最強の神遺使いを決めるランキング戦の参加を控えていた主人公の前に、空から女の子が降ってきて…!? という、ありがちな設定ですが、まあまあ面白かったです。王道。もう少しひねりが欲しい。あとちょい詰め込みすぎな感もありますが、次巻に期待! 2013/08/21
北原
4
よくも悪くも普通という印象。王道と言ってしまえば聞こえはいいが、やはり多少の意外性も必要かな、と 。語句の説明とか、設定を出すためなのか現実味のない軽すぎる会話が少し気になるところ。2012/11/13
栗村弘
4
どこかで見たような設定をパズルのように組み込んだ感じ。ただ、繋ぎ目が幾つか雑だなあという印象もぬぐえない。結局は全部そういうことに集約するのだろうが、寄せ集めだからか、芯の通ったものが感じられない。特に、ヒロインの言動が、主人公の言葉を引き出す為のギミックとして使われている感じと、そこで出てくるその台詞がいかにも軽い。本当にそれ程の関係を育んできたかい? ライトノベルだからそれで良いと言う訳ではないのは認識してほしい所。でもまあ、細かいところに目を瞑れば、面白そうだなとは思います。次巻以降の躍進を期待。2012/11/11