内容説明
一貫して「実際の業務にシステムを合わせること」に重きを置いて、FileMakerの使い方に留まらず、仮想のシナリオをもとに業務の効率化を目指すための考え方と、FileMakerでどのように業務を実現するかを段階を追って解説。情報システム設計の基礎知識をはじめ、FileMakerで業務アプリケーションを開発する際の注意点や開発ノウハウを余すことなく網羅した。
目次
Interview FileMaker業務システムの開発事例
1 社内の業務を効率化するデータベースシステムとは
2 社内業務を効率化するデータベース設計に必要な考え方
3 かんたんFileMakerデータベース講座
4 顧客管理システムを作る
5 営業データ管理システムを作る
6 iPhone/iPadと連動したデータ管理システムを作る
7 見積&請求書管理システムを作る
著者等紹介
富田宏昭[トミダヒロアキ]
1987年生まれ。株式会社キクミミ所属。個人的にオープンソースソフトウェアやFileMakerの記事執筆活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猿谷透
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顧客管理のデーターベースを自分で構築しようと思い購入。ファイルメーカーは初期の頃から日記や書籍整理、CD管理などに用いてきた。現在はiOS アプリなどで非常に優れたものがでているので自分で作る必要がない。しかしやや複雑な階層を持つデーターベースになると市販品では使えないので、本書を買って復習とアプリの進歩について勉強した。結論からいうと単純なデータであれば今でも非常に簡単に作れる。ただしリレーションが必要になり、複数の階層にまたがるものは自作では困難。クラウド形のサービスに申し込むことになった2015/05/27
roromich
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基本概念だと分かりやすい。途中から白黒になるのが残念。 また、初心者には後半難しいところがある。2014/12/01
須永
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わかりやすいです。2014/08/02
suoyimi
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一般的なRDBMSとは異なり、どちらかというとExcelのような感覚でデータベース化できるFIleMakerの解説書です。 ソフトウェア設計についての視点も説明されていて、思った以上に実践的な内容です。ファイルを分けて変更影響度を分散させたり、使用部門のリクエストに応じた改善手段、UIとの連携、といった内容も含まれています。 現在のFileMakerはモバイルからのアクセスに対応したり、Server経由でのアクセスが可能になったりしているようで、FileMakerも進化しているということを知りました。2021/08/07