内容説明
かつて「文通は決闘だ」と言った文人がいた。が、著者は、手紙の楽しみから説き起こし、近代フランスを中心に知と情と実を交わした古今東西の書簡を渉猟して、多彩な人間ドラマを読み解く。悪筆よし滑稽よし、美文ならざるほどけっこう、とする熱烈な手紙の勧めでもある。
目次
序章 手紙の楽しみ
第1章 文通の本質と役割
第2章 郵便の歴史的事情
第3章 エピストログラフィーの諸相
第4章 名流婦人たちの文通
第5章 フィロゾーフたちの書簡
第6章 十九世紀書簡人瞥見
かつて「文通は決闘だ」と言った文人がいた。が、著者は、手紙の楽しみから説き起こし、近代フランスを中心に知と情と実を交わした古今東西の書簡を渉猟して、多彩な人間ドラマを読み解く。悪筆よし滑稽よし、美文ならざるほどけっこう、とする熱烈な手紙の勧めでもある。
序章 手紙の楽しみ
第1章 文通の本質と役割
第2章 郵便の歴史的事情
第3章 エピストログラフィーの諸相
第4章 名流婦人たちの文通
第5章 フィロゾーフたちの書簡
第6章 十九世紀書簡人瞥見