出版社内容情報
本書は一般向けの景品表示法の解説書です。景品表示法は不当な広告や過大表示などを規制する法律であり、2023年にはステマ規制が開始され、2024年には刑事罰を導入するなどの改正が行われました。消費者向けに商品やサービスを提供する企業であれば業種を問わず影響のある法律であり、正しい知識がなければ知らぬ間に違反してしまった、ということにもなりかねません。そこで本書では、景品表示法の基礎知識や改正の要点、企業に求められる対応をわかりやすく解説。実際の違反事例も取り上げることで、注意すべきポイントがすっきり理解できます。
【目次】
内容説明
マーケティング活動に必須の知識を解説!基礎知識と必要な対応がよくわかる!規制の対象となる表示がよくわかる!違反時のペナルティや手続がわかる!違反を防止するための対策がわかる!不当表示を防ぐための簡易チェックリスト付き!
目次
1 景品表示法の基礎知識(景品表示法の概要;景品表示法の目的 ほか)
2 不当表示の禁止とは(不当表示規制の概要;規制対象となる「表示」 ほか)
3 景品類の制限および禁止とは(景品類の制限および禁止とは;「景品類」要件1―顧客誘引性 ほか)
4 違反した場合に起こること(違反時のペナルティ;行政指導・措置命令 ほか)
5 景品表示法違反を防止するには(違反を起こりにくくするための措置;違反時の対応 ほか)
著者等紹介
嶋村直登[シマムラナオト]
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業弁護士(第二東京弁護士会所属)。お茶の水女子大学および日本女子大学非常勤講師。消費生活アドバイザー、弁護士(日本、米国ニューヨーク州、米国カリフォルニア州)。ソフトバンク株式会社およびグーグル合同会社での出向経験を活かして、景品表示法その他の消費者法、個人情報、生成AI、サイバーセキュリティ、Fintech、カスハラ問題等の法律問題を取り扱っています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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