インターナショナル新書<br> 光速・時空・生命―秒速30万キロから見た世界

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インターナショナル新書
光速・時空・生命―秒速30万キロから見た世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681475
  • NDC分類 421
  • Cコード C0242

出版社内容情報

この世界にこれ以上はない絶対的速度、光速「c」。
有名なE=m×cの2乗(エネルギー=質量×光速の2乗)に見られるように、世界のそこかしこに潜む光速とは何か?
相対論をベースに超光速粒子タキオンやウラシマ効果などSF感覚を交えながら、時間と空間、生命との関係にまで考察を重ねていく。
光速を越えることはできるのか?
時間の流れは逆行できないのか?
宇宙旅行から戻ると、地球の時間が先に流れているウラシマ効果は本当に起こるのか?
……光速への思索は、さらに宇宙の成り立ち、科学と哲学の接点、時間や生命との相関など、考えうる多様な関連テーマに拡がっていく。
相対論に基づいて考えれば難解な問題も、物理のカリスマ講師である著者は、もう一つの顔であるSF作家の感覚を導入することで、端的かつエンターテインメント性をともなわせながら巧みにまとめあげる。
『時間はどこで生まれるのか』で、2000年代の最新知見を盛り込んだ新しい「時間論」を展開し、話題を集めた橋元淳一郎。
『空間は実在するか』で取り組んだ「空間論」を経て、著者自らが「集大成」と言い切る壮大な一篇、時間と空間を分断する壁にして、この世界の絶対的な存在に考察をめぐらせる「光速論」がここに全容を現す。

【目次より抜粋】
第1章光速の壁
第2章タキオンの世界
第3章ウラシマ効果の謎を解く
第4章一般相対論は時間について何を語るのか
第5章ゼノンのパラドックス
第6章記憶が「動き」を創る
第7章世界は「関係」でできている
第8章今さら? 生命とエントロピー
第9章百兆年の旅路

【著者略歴】
橋元淳一郎(はしもと・じゅんいちろう)
東進ハイスクール講師、SF作家、相愛大学名誉教授。日本時間学会会員、日本SF作家クラブ会員、日本文藝家協会会員、ハードSF研究所所員。1947年、大阪府生まれ。京都大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学研究科修士課程修了。わかりやすい授業、要点を最小限にまとめたテキストで、物理のカリスマ講師「ハッシー君」として受験生に絶大な人気を誇る。

内容説明

相対論は時間と空間の不確実性を明らかにし、両者を分断する世界の最高速度が秒速30万キロの光速「c」であることを示した。エネルギーが質量と等価であることを表す有名な「E=m×c2」に見られるように、光速は世界のそこかしこに潜んでいる。超光速粒子タキオンやウラシマ効果などSF感覚を交えながら、時間と空間、宇宙の成り立ち、科学と哲学の接点、さらには生命進化への影響にいたるまで、光速に関わる多彩な話題を考察していく。

目次

第1章 光速の壁
第2章 タキオンの世界
第3章 ウラシマ効果の謎を解く
第4章 一般相対論は時間について何を語るのか
第5章 ゼノンのパラドックス
第6章 記憶が「動き」を創る
第7章 世界は「関係」でできている
第8章 今さら?生命とエントロピー
第9章 百兆年の旅路

著者等紹介

橋元淳一郎[ハシモトジュンイチロウ]
東進ハイスクール講師、SF作家、相愛大学名誉教授。日本時間学会会員、日本SF作家クラブ会員など。1947年、大阪府生まれ。京都大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学研究科修士課程修了。わかりやすい授業と参考書で、物理のカリスマ講師として受験生に絶大な人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サラサラココ

3
新刊コーナーから、子どもとの会話のきっかけになった。「光は素粒子の一種である。・・・光は生命を構成する一つの要素と言えるのだが、ふつうの物質と決定的に違うのは、」子どもいわく、「質量が0だよ」。「・・・こうして、光速を超える、つまり光速より速い粒子、タ〇〇〇というものの存在が考えられるようになった」いわく、「タキオン」etc...2024/12/03

志村真幸

3
 著者は東進ハイスクールの物理のカリスマ講師として知られた人物。  本書は、『時間はどこで生まれるのか』『空間は実在するか』に続く第3弾。今回は「速度」がテーマとなっている。基本は宇宙論。  物理学の入門書というよりは、むしろSF心を発揮した一冊だ。たとえば、ウラシマ効果について徹底的に解説してくれており、これまで何となくでしか理解できていなかったものが、隅々までよく分かった。  きちんと段階を踏んで教えてくれるので、読者もちゃんとついていける。  時間や空間というものがおもしろくなった。 2024/10/07

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