インターナショナル新書<br> プーチンの復讐と第三次世界大戦序曲

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インターナショナル新書
プーチンの復讐と第三次世界大戦序曲

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681260
  • NDC分類 319.38
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ウクライナ戦争の展開、第三次世界大戦の可能性を分析
ロシアのウクライナ侵攻により、核兵器使用の脅威が高まっている。果たして、第三次世界大戦は起こってしまうのか。「プーチン伝」「ロシア・ソ連史」「プーチン体制の光と影」「ウクライナ戦争の展開と今後の展望」「核のエスカレーション(過激化)」など、いま最も知りたい世界情勢の「これから」を、国際政治学者で前東京都知事の舛添要一が分析。プーチンの行動原理と、世界のゆくえを論じる。

【目次】
第1章 スパイに憧れた少年が大統領に
貧しい出自/不良少年が名門大学へ、そしてKGBに就職/異例の短期間での出世/国民の圧倒的支持を得て再選/統一ロシアによる選挙不正/西側への対抗姿勢を強めるプーチン
第2章 「タタールの軛」と帝政ロシアの遺産
キエフ・ルーシ/タタールの軛がロシア人に残したもの/外的への警戒心/軍事力至上主義/イヴァン雷帝の遺産
第3章 ソ連邦とスターリンの遺産
第一次世界大戦の勃発とロシア革命/「母なる祖国」「大祖国戦争」/米ソ冷戦の開始/フルシチョフの時代/ソ連邦の消滅
第4章 ルサンチマンと成功体験
NATOとロシアが軍事衝突する危険性/「裏切りのウクライナ」は潰滅させるというプーチンの歴史認識/スターリンの亡霊/チェチェン紛争/クリミア併合/シリア
第5章 幻想の外交・相互依存関係と文明の衝突
ブダペスト合意/ミンスク合意/ミンスク2/文明の衝突/ウクライナはEUに加盟できるのか/民主主義vs.権威主義
第6章 戦争の展開
「特別軍事作戦」の開始/NATOによる武器支援強化/プーチンの誤算1/ウクライナの反転攻勢/ロシアの反発
第7章 核の選択と新しい国際秩序の模索
ウクライナ侵攻から1年・大統領年次教書演説/ウクライナが北朝鮮の核ミサイル開発に貢献/ロシアの核抑止戦略/新しい同盟網の構築へ

【著者略歴】
舛添要一(ますぞえ・よういち)
国際政治学者、前東京都知事。1948年、福岡県生まれ。1971年、東京大学法学部政治学科卒業。パリ、ジュネーブ、ミュンヘンでヨーロッパ外交史を研究。東京大学教養学部政治学助教授を経て政界へ。2001年参議院議員(自民党)に初当選後、厚生労働大臣(安倍内閣、福田内閣、麻生内閣)、都知事を歴任。『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』『スターリンの正体』(すべて小学館新書)、『都知事失格』(小学館)など著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

18
48頁。「タタールの軛」がその後のロシア人の思想と行動に大きな影響を及ぼし、ロシアの発展の方向を左右したことは確かである。モンゴル支配の影響の第一は、安全保障の重視である。陸続きのユーラシア大陸を席巻する騎馬民族にロシアは蹂躙された。外敵に対して異常なまでの警戒心を抱くのは当然である。NATOの東方拡大を警戒した心理がそうである。かつてのソ連の衛星国だった東欧諸国が次々とNATOやEUに加盟していく状況はロシアにとって耐えがたいものであった。そこで国境を接する最後の砦、2023/11/07

takao

3
独裁者の系譜:モスクワ・キエフも破壊された「タタールの軛」にさかのぼる(著作)ヒトラーの正体 け、×ムッソリーニの正体、スターリンの正体 だサン238.07Ma69s 2024/05/15

Oki

3
ヒットラーやスターリンのような独裁者はもう出てこないかと思っていたが、全く同じようなプーチンが出てきたということは人類の進歩はまだまだということか? 嘘や暴力(暗殺や虐殺)やズル(腐敗や賄賂)に対する敷居が限りなく低い虎狼の血をもつ人間がまだ大国で独裁の地位を得るとは。 虎狼の血の独裁者がもたらす不正な利益を喜ぶ、greedyでarrogantで低レベルの大衆(国民)が独裁者を支え、大量のまともな人間は国を出て行ってしまうとは。2023/09/11

志村真幸

1
 舛添さんは、ウクライナ紛争が始まって以来、国際政治学者として大量の論考を執筆している。それらの集大成として書かれたのが本書となる。  紛争の原因をロシア/ウクライナの歴史的な流れから説明してくれている。プーチンのような人物がどのような文脈によってあらわれ、ロシアで政権をとるに至ったかが、ハッキリと理解できた。  また開戦前夜から現在までの紛争の過程が、詳細かつよく整理されて示され、このあたりをしっかり押さえておきたいひとには、とてもありがたい一冊だろう。  どうすれば停戦が実現できるかの分析なども。2023/06/14

44KW

0
舛添要一さんの本、3冊目。近所で講演を聞いたのがきっかけで読み始めたけど、圧倒的な情報量にただただ感服。教養のある人、というのは、こういう人のことを言うのだろうなと思った。また、次の土曜日も講演聞けるので楽しみ!2025/02/26

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