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内容説明
「おまえはこの剣の前に跪き、誓ったはずだ!生涯私の側を離れず、その身を私に捧げると!」朝の通学路。なぜか植え込みに頭から突っ込み倒れていた理事長の娘・西園寺ありすは、不思議な格好をして歩吹にそんなことを言い放った。アニメに出てきそうな、全身真っ白のスーツに、手には蒼い光を放つライトセ○バー(!?)を持って!しかも自分は海賊船を操る者だなどと、電波なことまで言い出したのだ。しかし、それは嘘ではなかった…。なぜなら歩吹には嘘の数が見えるのだから―。キャプテンを名乗る少女と、嘘の数が見える少年が出会ったとき、平行宇宙の扉が開く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
21
主人公の同級生である少女ありすが消え、代わりに宇宙の海賊というアリスが主人公の前に現れる……という、立ち位置入れ替わり系ストーリー。 同時刊行の「ありす×ユニバース」と対をなす作品で、曰く「このお話単体でも読めます」とのこと。……いやいやいや、読めねえよ! 思いっきり「ユニバース」に向けた伏線残しすぎだよ! 「ユニバース」も読むこと前提で作られてるって絶対これ! だったら素直に上下巻にしておけばいいじゃない……。いや、敢えてこういう形式にした方が興味を持たれやすいっていう意図は分かるのだけれど。2013/03/26
無銘
6
その人のついた嘘の総数が見える能力を持つ少年・歩吹の前に電波発言全開、しかし嘘のカウントはゼロな少女・アリスが現れたことから始まる学園ラブコメ。ユニバースの後で読んだが、こちらのほうが歩吹・アリスが共に状況を理解していないおかげでほどよい協力体制が築けており、ラブコメ的にも好みな展開だった。彼女の嘘のカウントが1になるシーンはとても素敵。しかし両方読んでも歩吹の能力や歌乃子、千歳の素性など、未だ残る謎も多い。と思ったら続くのかこれ。さすがに毎回同時刊行はアレなので次は1冊で並行に語っていいんじゃないかな2012/04/30
仔羊
6
番号を見てこちらが最初ではないかと思って読んだのですが…。(GA文庫のしおりはこちらが後になっている…。)順番はよくわからないがとりあえず、GA文庫にしてはジャンル(毛並み)が違っていたので気になり購入。宇宙海賊のアリスと主人公のボーイミーツガール。主人公の計算じみた性格なのか恋愛まで発展せずとどまったのが個人的には(擁護の意で)よかった。テンポはよかったが最後が微妙。とりあえずユニバースを読んでから全体の感想を書きたい。2012/04/16
サエズリ割津
5
深崎暮人のイラスト目当てに購入。2作同時刊行の1作目。話としては並行宇宙の入れ替わりもの。アカデミィの方は宇宙海賊の船長であるアリスが学園長の娘である西園寺ありすと入れ替わり、学園で騒動を巻き起こしていく話。正直主人公の嘘の回数がわかる能力とか上手く活かせてない感じがした。話は王道の学園もので特に起伏はないがイラストはかわいらしい。キャラ的には日埜ちゃんかな。2016/07/11
灰桜@ラノベを愛でる会会長
4
読了。ユニバースから読みました。歩吹くんの意外感がよかった。続きが楽しみだわ♪2012/06/24
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