サイエンス・アイ新書<br> みんなが知りたい南極・北極の疑問50―南極点の標識が毎日移動しているって?南極の地下にある地底湖の正体とは?

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サイエンス・アイ新書
みんなが知りたい南極・北極の疑問50―南極点の標識が毎日移動しているって?南極の地下にある地底湖の正体とは?

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797360011
  • NDC分類 402.977
  • Cコード C0244

内容説明

「南極」と「北極」について、あなたはどれだけ知っていますか?年間を通して氷におおわれ、19世紀まで人類を寄せつけなかったこの2つの極地には、実は、地球の歴史や地球環境の推移、生命の起源を探る手がかりなどが隠されているのです。そこで本書では、一般の方から集めた疑問をもとに、その真の姿から氷、自然現象、動植物相、観測基地の役割などを貴重な写真を交えながら解説していきます。

目次

第1章 南極・北極に関する素朴な疑問
第2章 南極大陸と北極海に関する疑問
第3章 氷に関する疑問
第4章 自然現象に関する疑問
第5章 生物に関する疑問
第6章 基地に関する疑問

著者等紹介

神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年生まれ。国立極地研究所ならびに総合研究大学院大学名誉教授。東京大学大学院理学研究科修了後に東京大学地震研究所に入所し、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1966年の第八次南極観測隊に参加。1974年より国立極地研究所に移り、南極研究の第一人者として活躍。二度の越冬を含め公務で15回も南極へおもむく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ceskepivo

8
米国が「日本は北極圏国家」と言っていたとは驚き。北極の観測に以前から日本参加。北極はニューフロンティアか?2015/09/29

ロッキーのパパ

7
南極と北極に関する50個のトピックスを扱っており、断片的なエピソードの積み重ねだけど、全体を通してみると極地研究の必要性が伝わってくる。極地研究って地学的なものだとと思っていたけど、生物学や物理学にも関係があるんだね。ただ、著者が地球物理の専門だけに物理関係の記述が多いように感じられた。もっとペンギンの話が読みたかったんだけどなあ(^_^;2010/12/22

erie

4
幅広いトピックが扱われていた。氷河作用・オーロラの原理などの地球物理学・気象学のトピックが、普段触れることがなかったので特に興味深かった。固定した資源を分け合う性質上、局地研究には国際的な摩擦が多いのかと思いきや、筆者いわく政治的なパラダイス、とのこと。このシリーズ、多少気合はいるが分野外の入門にいいかも知れない。2018/06/03

ottohseijin

2
南極観光に行ってみたいけど、高い。。。2011/01/20

メロン泥棒

2
2010年刊。1966年から南極観測隊に参加し、現在も南極研究の第一人者として活躍する著者による北極と南極の誰でも読めるわかりやすい最新版雑学集。南極の地理や気候、隕石やオゾンホールの話題から南極基地での生活や観光ツアーの話まで一通り揃っていている。それにしても、南極大陸の周辺は唯一プレートの湧き出し口しかないというのは知らなかった。だから南極は他の大陸から孤立していたのか。とにかく読めば好奇心をガンガン刺激してくれる。2010/11/02

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