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こころをひらく対話術―精神療法のプロが明かした気持ちを通わせる30の秘訣

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797355895
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0034

目次

第1章 対話とは何か(ただ話し合っても「対話」にはならない;「うち」同士の会話は「同じ」探しになってしまう ほか)
第2章 対話の技法(「聞く」と「聴く」はどう違うのか?;「分身の術」を使って聴く ほか)
第3章 思考法としての対話(自分自身との対話;「借り物の考え」と「自分の考え」 ほか)
第4章 「ムラ的」コミュニケーションから「対話」へ(「空気」と「言葉」;主語のない日本語 ほか)
第5章 対話するという生き方(「他者」と生きる)

著者等紹介

泉谷閑示[イズミヤカンジ]
東北大学医学部卒業。精神科医。東京医科歯科大学医学部附属病院、財団法人神経研究所附属晴和病院等に勤務したのち1999年渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院に留学。同時に、パリ日本人学校教育相談員を務めた。帰国後、新宿サザンスクエアクリニック院長などを経て、現在、精神療法を専門とする泉谷クリニック院長。これまでに、学会などでの講演やカウンセリング講座の講師、短大・専門学校などで精神医学や心理学の講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうちん

4
著者は心理療法のクリニックの院長であり、本書は当初カウンセラーに向けた入門書のようなものを想定していたものが、一般の人向けに対話の技術を紹介する内容に変わった経緯があったそうです。内容は「対話」の本質から始まり、「聞く」ことと「聴く」ことの違い、「同意」できなくても「理解」はできる、「言葉」の重要さと危うさ、自分自身との対話など、内容は多岐にわたり、多くの示唆があり、目からウロコな話も少なくありません。自分を振り返ってみると「自分自身を愛する」こと、自分と同様に「他者」を尊重することが大切だと感じました。2018/06/28

カイザー

2
タイトルには対話術とありますが、中途半端な専門技術のようなものが書かれていて、普通の対人関係の場面でもカウンセリング場面でも使えなそうだなぁ…というのが正直な感想です。私見ですが、この対話術を心理に関係ない人との日常のやりとりで用いたら、話すことそのものがつまんなくなりそうと思いました。2013/11/01

2
「対話術」という切り口をテクニックとして期待している人には、ちょっと中途半端なところがある本。 人と「対話」することは単に言葉をかわすだけではなく、対峙して話すことだということを認識すべき。と考える。

七花

0
わかっていてもできないこと、わかっているようでわかっていなかったことが満載…人の話を聞くプロフェッショナルの先生ならではの著作だと思いました。人の話を聞く、これが上手にできるだけでひとつのものすごい才能だと思う。特に営業さんとかはものすごく業績が上がるんじゃなかろうか。2015/12/25

オリーブ

0
「会話と対話」や「体験と経験」や「孤独と孤立」等の違いを改めて問われると、自分でも答えられませんでした。読んでいくうちに、他者を認め尊重することの重要性が見えてきました。常識と言う言葉の手垢をいかに取り除いていくことが出来るかが頭ではなく、心で考え、そして、身体に結びつくことが出来るかにかかっているんだな~と思いました。哲学者の言葉と共に身近な例が挙げられていたので、イメージしやすかったです。2013/05/22

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