内容説明
アメリカ南部の片田舎でバーのウェイトレスとして働くスーキー。彼女は人の心が読むことができるテレパシー能力者。その“障害”のため、特定の交際相手もなく浮いた存在だった。そんな彼女のもとに、初めて心が読めない男性ビルが現れる。しかし、彼の正体はヴァンパイアだった…。時を同じくして、体にヴァンパイアの噛み跡が残る女性の絞殺体が見つかる。さらにスーキーの同僚も殺され、やがて自身にも危害が及ぶ。スーキーは自分の兄とビルが犯人に疑われていることを知り、テレパシー能力を使って真犯人を捕まえようと決意する。
著者等紹介
ハリス,シャーレイン[ハリス,シャーレイン][Harris,Charlaine]
1951年、米国ミシシッピ州生まれ。80年代初頭から執筆活動を始める。Aurora Teagardenシリーズと、Lily Bardシリーズにより、ミステリー作家としての地歩を固めた。以来、多くのベストセラーを世に送り出している。『トゥルーブラッド(1)闇夜の訪問者』で、2002年のアンソニー賞を受賞、アガサ賞およびコンプトン・クルーク賞の候補にもなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えみ
63
ミステリー×ヴァンパイア×恋愛×超能力。1冊でこんなにも多方面の展開が楽しめるなんて贅沢すぎる!だからといって多重事故は発生せず、微塵の混雑もなく軽やかに進む。予想できない結末を見届ける事だけを、只々渇望する。そんな素敵な読書時間を味わえた。全米でドラマ化されているという事だが、映像化も納得の動きあるストーリーはより臨場感ある血の香りが鼻腔を擽るに違いない!人の心を読める美人ウエイトレスとヴァンパイアの甘く激しい、残酷で切ないラブストーリーに食い込む殺人事件。犯人は人間?ヴァンパイア?運命にいま試される。2023/07/23
扉のこちら側
36
初読。数年間積読してしまったシリーズ一作目。購入当初は4巻までしか出ていなかったのに、今は12、13巻?まで出ていると。トワイライトとはまた違った面白さ。続刊は手元にないが、勢いで読んでみたくなった。2013/09/26
昼夜
24
ロマンスとミステリーとファンタジーがごちゃ混ぜになってて淡白な文章でどれも少し物足りなさを感じる。でも、ヴァンパイアが法律上認められた世界観が面白かったし、田舎の生活と人種の違いでの葛藤はリアル。続きは読もうか考え中。2010/12/03
たまきら
20
読み友さんから。書籍があるのを知りませんでした…。HBOでジョセフィン・ベイカーのドラマを放送するとき、「ヌードが放送された!」と大興奮だった高校時代。…ドラマ・トゥルーブラッドにはのけぞりましたわ。フルヌード上等、セックスシーンだらけ!セクシーを通り越してなんだかコメディ…そんなドラマが先なので、絵が清楚でおかしくって。自分的にはアレクサンダー・スカルスガルド(エリック)が突き抜けていて好みでしたが、主演お二人は確かご結婚されていた気が。書籍の方が全然まともな気がするので、次巻へ!2018/04/11
しましまこ
17
法的に認められたアンデッド、日本人が開発した人工血液、楽しそうと思ったんだが恋愛メインだったのか。2019/10/26
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