内容説明
「数学って、不完全だったの?」「僕」と三人の少女が「不完全性定理」の真実に迫る、魅惑の数学物語。
目次
第1章 鏡のモノローグ
第2章 ペアノ・アリスメティック
第3章 ガリレオのためらい
第4章 限りなく近づく目標地点
第5章 ライプニッツの夢
第6章 イプシロン・デルタ
第7章 対角線論法
第8章 二つの孤独が生み出すもの
第9章 とまどいの螺旋階段
第10章 ゲーデルの不完全性定理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
39
再読する機会があったので今度は腰を据えてわりと真剣に読んでみたがとても手強かった。2015/07/20
たかしくん。
39
ペアノの公理、無限の定義、ε-δ論法、対角線論法...名称すら初めての私としては、テトラちゃん、ユーリちゃん、ミルカさま、主人公たちのラノベチックに味付けされた対話を楽しみながら、また何度もページを戻しながらも、なんとか「数学的概念」の考え方を追うことができました。間違えなく良書です。しかし、肝心の「ゲーデルの不完全性定理」の部分は、《数学の限界》ならぬ《私の理解の限界》でした。。。「ユーリは机に突っ伏してうなっていた」との下りの時点で、《読んでる私自身がソファーでそのまま爆睡してました!?》2014/07/04
SOHSA
35
難しいがかなり面白い。その難しさの程度が極めて巧みで、難しくて読み手が溺れるギリギリの所で著者がすっと救いの手を差し延べてくれる。読み手はその手に暫くすがった後、また数学の海に泳ぎだし、次第にまた溺れ始める。そしてまたすんでのところで手を差し延べられ…の繰り返しで、気が付けば最後まで読了している。さすがに第一不完全性定理の証明はかなり難解であったが最後まで楽しく読めた。まるっきり文系人間の私にも数学の面白さを垣間見ることができた。2013/07/09
takaC
34
双倉図書館(第10章)はほとんどチンプンカンプンだった。情けなし、自分…。2011/03/04
まえぞう
18
シリーズ3巻は相当に抽象的です。集合論や無限の取り扱いから形式論理に進みます。ゲーデルの不完全性定理にふれる最終章は圧巻で、著者も頭の整理をしながら進んでいる感じです。一読だけではイメージがつかめただけなので、最終章だけでも何回か読み直したいと思います。2018/08/06
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- 週刊エコノミスト2019年10/8号




