内容説明
海賊船に襲われた船は、いったいどこへ消えるのか?オレゴン号は、証拠を残さない海賊の巧妙な手口に翻弄されていた。オレゴン号を囮に、カブリーヨたちはついに海賊船の捕獲に成功したが、船から多数の全裸死体が!なおも海賊の正体を追う彼らのまえに、恐るべき国際的巨大組織が立ちはだかる。冒険小説界の巨匠が放つ、注目のシリーズ第2弾。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している
黒原敏行[クロハラトシユキ]
英米文学翻訳家。東京大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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absinthe
188
格好良かったエディー・センは完全な貧乏くじだった?なんだか読んでて可哀そうになってきたが、最後は花を持たせてくれた。全員が力を合わせ、事件を解決させる様は圧巻。カッスラー先生の作品は潮の香りがぷんぷんと漂ってくるようだ。アクション満載、スリルもある。カブリーヨの作戦も見どころだが、男の熱さに感服。無粋なこというが、国際ルールで、船長が船を簡単に離れてはいけない決まりがあったはずだが、言わないのがお約束か?2020/07/21
ゆーぼー
8
通常の組織であれば、トップが現場の作業を行うことはない。 だが、カブリーヨは、そこが違うのだ。 ことに、人命が関わっているのなら、なおさらだ。 こののシリーズでも、やってくれました。 自分と生死を連帯する仲間と共に。 トーリーのしたたかさも光るが、リンカーンの対応力も凄まじい。 貧乏くじを引いたエディーもよく耐えた。 男なら自分もこう言う世界で生きてみたいと思うのは、おかしいだろうか? そんな世界を彷彿させてくれる作品だった。2017/02/10
中島直人
5
(図書館)読了。クライブカッスラーさん、ご冥福をお祈りいたします。2020/02/22
マイ
2
よ、よかった。センが無事で。途中でもう無理かもとあきらめてしまいかけたよ。さすがファン、仲間の事はあきらめない。やはり、下巻はハラハラしっぱなしだった。しかも今回センはかなり苦労をしたから(いつもか…)心のケアもしてもらいたいが、何せセンはバカンスに出たからといって、リラックスできるタイプではないので、心配だな。このシリーズは好きなんだが、最後にファンと女性が出来てしまう処が何だが、好きくない。まあ日本版のハードボイルと、海外版のハードボイルドの違いかもしれないけど、最後まで意地を張る男が好きかな2013/08/10
おぎん
0
暴かれる敵の狙いと主人公たちに迫る敵の手が手に汗握る展開でよかった。2012/01/26
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