内容説明
障害者旅行のパイオニアである石坂直行氏が、『ヨーロッパ車いすひとり旅』を出版してからおよそ40年、現在のように障害者が自由に旅行できるようになるまでに、こんなに長い歳月が必要だったのはなぜか?激動の過程を排除の視点からつぶさに分析した意欲的な一書。
目次
第1章 隔離型排除と外出運動(障害者の隔離型排除;外出運動の展開 ほか)
第2章 参加と分離型排除の出現(完全参加と平等;活動の主体となる市民ボランティア ほか)
第3章 分離型排除の撤廃(分離型排除の消滅;高齢化社会の到来 ほか)
第4章 障害者旅行の完結(障害者旅行を統括するうごき;立場の逆転 ほか)
終章
著者等紹介
井上寛[イノウエヒロシ]
1978年2月千葉県千葉市生まれ。2009年3月流通経済大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。2009年4月~ノースアジア大学法学部観光学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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