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内容説明
その夜、海堂の部屋に呼び出された葵は、ある屋敷で起きた殺人事件の捜査を命じられる。それも翌朝を迎える前に、警視庁にも内密に犯人を突き止めろ、という大難問。しかも執事の朝倉を探偵、葵を助手として送り込む、と言うのだ。とまどう葵だが、当の朝倉老人は、「名探偵には、助手がつきものですからな」と余裕綽々。執事探偵朝倉がミステリーマニアの犯した犯罪を暴く、「マニアック?殺人事件 朝倉老人の華麗な推理」をはじめ、幼い頃の海堂がうかがえる「負けるな大家族!黒須姉妹再び」そして黒須姉妹最後の一人が登場する「オフェリアよ眠れ…最凶の敵出現!」の3本を収録。
著者等紹介
早見裕司[ハヤミユウジ]
1988年に「夏街道」で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこよぎる。
1
朝倉老人が華麗に推理を披露する話が好き。執事探偵シリーズ化してくれないかなあ。2008/07/19
真林
0
ラスボスを前にした小休止といったところでしょうか。朝倉老人による小気味好い推理や、幼い海堂が世話になった元メイドの窮地を救う話。短いながらも濃密な人工知能との話などはなかなか印象深いです。これまでとは一風変わった短編三本でしたが、いい感じに楽しめました。2015/05/31
ユイ
0
好きなだけでおたくと呼ばれたくはない。執事探偵・朝倉誕生。はしないらしい。最凶の敵は誕生した。2011/03/07
ひかど
0
朝倉老人の華麗な推理はいつもとは違う内容で面白かった。さくら夫人も良いキャラでしたが、朝倉老人も良いキャラしてますね。黒幕が動き出し、物語が終幕に向かってますが、葵がどうやって黒幕を叩き潰すのかが楽しみ。2010/10/23
radish
0
あくまでこのペースで話が進む訳ですね。いい意味でマンネリで安心して読めます。2010/08/14
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