内容説明
『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルは、本名をチャールズ・ドジソンといい、26年間にわたってオックスフォード大学で数学の講師を務めた高名な数学者だった。彼は、どんな数学者で、どんな仕事をしてきたのだろうか。『四色問題』の著者ロビン・ウィルソンが、ルイス・キャロルの生涯と、彼が愛した数の世界(幾何学、代数学、論理学、投票数学、暗号、パラドックス、パズルなど)を軽やかに綴る、出色の数学ドキュメント。貴重な写真と図版を多数収録。
目次
序章 重力もファンタジーのキャラクター仲間
発作1 北の子どもたち
発作2 頭のてっぺんまで勉強漬け
発作3 成功と失敗
発作4 ユークリッドの第二巻には…
発作5 次の本を送って…
発作6 “選挙学”と記憶術
発作7 パズルと問題と逆説
発作8 それが論理というものじゃ
結び 数学とそのあと
著者等紹介
ウィルソン,ロビン[ウィルソン,ロビン][Wilson,Robin]
オープン大学の純粋数学の教授で、ロンドンのグリシャム・カレッジの幾何学の教授(後者はイギリス最古の数学専門講座)。オックスフォードのキーブル・カレッジの数学担当フェローでもある。著書や編集を担当した本は30冊あり、中でも評価の高いのが『四色問題』だ。数学などの難しい問題を分かりやすく説明する能力が優れており、世界中にファンが多い。作品のいくつかは著名な賞を受賞している。60~70年代のイギリスの首相ハロルド・ウィルソンの子息
岩谷宏[イワタニヒロシ]
ロック音楽からパーソナルコンピューティングへ、関心が自然かつ当然に成長した著作家翻訳家。本業は思想家で、自称“人類史上初のコミュニケーション理論研究家”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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