内容説明
世界有数の地震国・日本。この日本に住むかぎり、いつかは来る巨大地震から逃れられる場所はありません。だからこそ、大きな被害を受けないために重要になってくるのが地震予知です。本書では、地震発生の基本的なメカニズムから、観測や研究から得られた前兆現象の分析まで、「地震」と「予知」のすべてを解き明かします。
目次
序章 「予知」という言葉の意味と「予知の科学」
第1章 地震はなぜ発生するのか?
第2章 地震現象をどう見るか―地震のイメージ
第3章 地震の発生場所―震源断層はどこにできる?
第4章 地震が繰り返し発生する場所―活断層
第5章 前兆現象にはどんなものが考えられるのか?
第6章 地震予知の方法とは?
著者等紹介
佃為成[ツクダタメシゲ]
1945年生まれ。1969年、東京大学理学部卒。東京大学地震研究所准教授。専門は地震活動、地震テクトニクス、地震予知(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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