内容説明
日本型産業政策下における受難の歴史を読み解く。成立、停滞、そして再生へ。公取委元官僚が紡ぐ独占禁止法史(成立前史~1977年)。
目次
前史(1868~1945)(明治・大正期の自由主義政策とその限界;昭和期の経済統制と独占・カルテルの形成 ほか)
第1部 経済憲法(1945~1951)(経済民主化政策(1)―財閥解体
経済民主化政策(2)―経済力の集中排除および統制団体の除去 ほか)
第2部 独禁法よ何処へ(1952~1959)(経済民主化政策の後退;昭和28年法改正と日本的独占禁止法の形成 ほか)
第3部 レールは敷いた(1960~1969)(貿易・資本の自由化と独占禁止政策;消費者物価の高騰と審査活動の再生 ほか)
第4部 一罰百戒(1970~1977)(国際化時代の幕開けと独占禁止法;「日本カルテル列島」と石油業界の告発 ほか)
著者等紹介
平林英勝[ヒラバヤシヒデカツ]
昭和20年6月生まれ。昭和43年3月、東京大学法学部卒業。昭和44年10月~平成12年6月、公正取引委員会事務局勤務。その後、東北大学教授、筑波大学教授を経て、中央大学大学院法務研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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