内容説明
本書は、２０００（平成１２）年３月に慶応義塾大学において博士（法学）の学位を授与された学位論文に必要最小限の加筆・修正を施したもので、任意自動車保険の担保種目の一つである無保険車傷害保険を取り上げる。
目次
第１編 無保険車（傷害）保険に関する法的諸問題（アメリカ合衆国の無保険車保険（ＵＭＣ）の創設とその発展についての素描
アメリカ法との比較法的考察
わが国の無保険車傷害保険に関する法的考察）
第２編 自動車保険約款における人的免責条項（アメリカ法との比較法的考察；わが国の自動車保険約款における人的免責条項）
結論 無保険車傷害条項における人的免責条項の法的性質
著者等紹介
肥塚肇雄［コエズカタダオ］
１９６０（昭和３５）年１２月兵庫県生まれ。１９８４（昭和５９）年３月中央大学法学部法律学科卒業。１９９４（平成６）年３月早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。１９９７（平成９）年３月慶応義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。同年４月下関市立大学経済学部講師。１９９８（平成１０）年１０月下関市立大学経済学部助教授。２０００（平成１２）年３月博士（法学、慶応義塾大学）。同年１０月下関市立大学経済学部教授（現在に至る）。専攻は、商法・保険法、交通法、賠償科学
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