内容説明
物語は終幕を迎える。ブルース・ウェインは何ヶ月にもわたって普通の市民として過ごし、その間他のヒーローが代役を務めてきた。しかしついにブルースはゴッサムの正統なる守護者として復帰した。街は喜びをもって救済者を迎え、バットマンと人々は彼の生みだした精神について考える。ヒーローなきゴッサムは存続できるのか?そして、バットマンを抜きにしたブルース・ウェインとは何者なのか…?ダークナイトが荒廃した別次元の未来で戦い、過去に深く足を踏み入れ、みずからの歴史と伝えるべき本質について思いを巡らせる短編集!
著者等紹介
スナイダー,スコット[スナイダー,スコット] [Snyder,Scott]
アイズナー賞やハーベイ賞などの受賞歴のある実力派ライターであり、DCコミックスとマーベル・コミックスの双方で活躍している。一方では、サラ・ローレンス大学とコロンビア大学で脚本を教えている。ロングアイランドに住む
カプロ,グレッグ[カプロ,グレッグ] [Capullo,Greg]
アーティストとして『クエーサー』『X‐フォース』(以上マーベル・コミックス)、『スポーン』『アンジェラ』『ホーント』(以上イメージ・コミックス)などを手掛けてきた
中沢俊介[ナカザワシュンスケ]
翻訳家、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サテヒデオ@ダイナミックひとり
2
花に嵐のたとえもある。ひたすらに感慨深い。アメコミ趣味の記念碑的作品といえる『梟の法廷』からこちら、ずっと魅了されてきたコンビ、スコット・スナイダーとグレッグ・カプロの花道を見送る気分だ。でも、だからといってアメコミへの興味を失ったわけではない。まだまだこれから!2017/07/13
xzr
2
ニュー52の最終話や邦訳初収録のフューチャーズエンドなど、いくつかの短編を収めた締めくくりの書。スーパーノヴァなどと比べると統一感の無さや通読感は少ないものの、やはり大きな区切りなので感慨深さはある。 本書の2週間後に発売のエターナル(下)で一区切りですが、リバース以降も邦訳出るのでやっぱり楽しみですね。 2017/07/05
fap
1
君たち何回脱獄するのよ。 とまぁ詮無き突っ込みをしてから感想を書く。 エピローグと聞いたけどこれはエピローグなのだろうか。 時系列と絵柄とストーリーが入り乱れ、解説を読んでも全貌がつかめない。 それでもこれが一区切りなのだとわかる。2017/07/29
AO ( × ×)ノ⌒○
0
スコット・スナイダー&グレック・カプロの“Gotham Is”を読んどけばという短編集ではあるので、本としてどうなんだろとは思うけど、何とも軽やかなシリーズの終わりで素晴らしかった。2020/12/03
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