内容説明
内部被曝を防ぐ食材、備えておくべき7つの防護用品…子どもと自分を守る43項目。
目次
第1章 放射能汚染食べていいもの、悪いもの(汚染が心配される魚を安心して食べるには―セシウム、ストロンチウムが問題 魚は骨をはずして食べよう;どこの魚なら安全か?―銚子以南なら、ある程度は安心できる ほか)
第2章 放射能から子どもを守る(乳児への授乳はしていいの?―母親の内部被曝は母乳に移行する 母乳より粉ミルクの方が安全;子どもがどれだけ被曝したか計算してみる―実効線量係数ってなに?被曝線量を計算してみよう ほか)
第3章 放射能から身を守る日々の暮らし(用意しておきたい必需品―身近にある強い味方ポリ袋での放射能対策;雨とともに降下する放射性物質―放射性物質が含まれた雨は絶対に浴びてはならない ほか)
第4章 Q&Aでわかるこれからどうなる福島原発(30km圏内+ホットスポットの避難だけでは、あまりに不十分だ―さらなる避難拡大は必要でしょうか?;五月十七日に発表された冷温停止にむけての工程表を吟味する―東電発表の工程表は信用できるの? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*花福*
3
うーん。さすが宝島!本の厚さも内容もうすっぺらい。事故後の7月に出版しているのに、原発事故から1ヶ月は雨に濡れるな、とか、被ばく対策にビールとか。具体的な根拠もなしに、うすっぺらい(笑)2012/03/29
どっち
2
事故後2カ月で出た本ですが、急いで出版することだけしか考えていないような印象を感じられた。「次の事故のときはこうしましょう」ってな内容を書かれても…。2012/09/03
菜の花
2
複数著者による対策本。見開き2ページで1項目、43項目。この手の本は、1箇所でも明らかな間違いがあると、本全体の信頼性が急低下するものですが、複数著者であるので更に、項目(著者)によって逆のことが書かれていたりと、どうやらかなり焦って出版されたのが分かります。もちろん、正しいことも沢山書かれているでしょうが、読者個人個人で判断がつかない場合は、参考程度にするにとどめるべき内容です。2011/08/20
D21 レム
2
読後のどんより感。なぜかと考えたら、自分がこの本を読んだのは「こうすれば大丈夫」と思いたかったからで、ところが、結果は逆。「料理による放射性物質の変化」(煮ても焼いても減らない)のイラストで煮込み料理の鍋の食材一つ一つに例の原子力発電所マークがついているのを見て脱力。「もうええわ。おいしかったらええやん」と開き直りたくなる。しかし気を取り直して、これからはチェルノブイリの例にならって、肉や魚を塩漬けにしてから茹でて食べることになるのか…。神経質になる必要はないという人もいるが、その根拠も確実ではない。2011/08/13
しょうたろう
2
ビールが予防に効くとか何とか・・・信憑性に疑問がある。2011/07/14