内容説明
マナーがない、約束・ルールを守らない、乱造されるコピー商品―数えあげたらきりがない「謎」は中国にとっての“常識”。本書では日本人にとって「なぜ?」と思う中国の行動を、中国人の思考パターンや「中華思想」からひもといていく。日本に帰化した著者だからこそ書ける、今までの「中国批判」を超えた新しい「中国論」。
目次
第1章 中国人を動かす「利益最大化の原則」
第2章 近くて遠い日本の隣人
第3章 カラダは先進国、ココロは後進国
第4章 世界が呆れる中国という国家
第5章 「チャイナ・アズ・ナンバーワン」思想
第6章 中国人といかにうまく付き合うべきか
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年、中国四川省成都に生まれる。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に帰化。中国や日中関係の問題について、精力的に講演・執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
3
利にさとい、中華思想、日本人とはまた違う習性が備わったのは、環境の影響か?本来もっているものなのか?日本が中国に向かい合うにあたって大変参考になる。外交官あたりによく読んでもらいたい。2015/07/10
taroyan
1
中国人は「利」で動くというところに焦点を絞り、一般庶民から権力者までの行動を事例に、中国人とは?を分析した内容。ただ、誇張されすぎているような気もするが、これも日本に帰化されたとはいえ中国人である著者の「利」からくるものかもしれないな。2011/10/21
えゆこ
1
中国人気質というものがなんとなくわかった。やはり何を基準に置くかで価値も変わるのは当然だ。 わかりやすくてすぐに読めた。2011/09/02
わきが
0
中国人の気質について,日本に帰化した中国人がずばずば書いている.本著ではあまり地域ごとに言及されていないけれど,上海,香港,北京,農村部などでも価値観などが違ってくるのだろうなあ.中国国内では発行できないだろう.2013/12/23
arihero
0
利で動く中国人が様々な事例をもとに書かれており、なるほど。2013/06/01
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