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宝島sugoi文庫
セックス格差社会

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796672887
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0136

内容説明

今、日本人のセックスはどうなっているのか?著者は様々なデータを駆使して、性にまつわる領域の驚くべき実態を浮き彫りにしてゆく。片方にセックスのチャンスすらもち得ない低所得層がいるかと思えば、高所得層は働きすぎでセックスレスかセックス依存症。女性の望みは「3高」から「3底(低依存・低リスク・低姿勢)」へ。取り残されて、若年EDや中年童貞がじわじわ増える。打開策はあるのか―。

目次

第1章 「出会い」「恋愛」「結婚」と所得格差(独身女性が結婚相手に求める「最低年収400万円」の意味;結婚適齢期の女性が230万人もあぶれる計算に ほか)
第2章 高収入ホワイトカラーの性愛事情(高収入ほどセックスの回数が減る;「働きすぎ」の弊害は30代正社員で最も深刻 ほか)
第3章 「できちゃった婚」と貧困スパイラル(一昔前では考えられなかった中学生の妊娠・出産;コンドームの出荷量はなぜ半減したか? ほか)
第4章 「中年童貞」「負け犬」のエコノミクス(結婚情報サービス業が盛況になった理由;「現代版お見合いシステム」の利用者数は推計60万人 ほか)
第5章 人口減少社会とセックス格差(平均セックス回数をフランス並みにするには?;シンガポール「官製お見合い」の顛末 ほか)

著者等紹介

門倉貴史[カドクラタカシ]
1971年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)浜銀総合研究所に入社。(株)第一生命経済研究所主任エコノミスト等を経て、2005年7月よりBRICs経済研究所代表を務める。09年度同志社大学大学院非常勤講師。専門は日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

33
タイトルから想像するよりは社会学的なアプローチをしているいたって真面目な著作です。統計数字を見せながら分析を試みるわけですが、いかんせん根本のところで納得性がありません。著者の主張は、所得格差がある現代、低所得者層で金銭的な問題からセックスができない男性が増えており、高所得者層は忙しくてセックスレスに陥るというものです。よって少子化問題は深刻になるであろう、という展開になります。煽情的なタイトルのわりに、文化的な側面への言及が不十分で、結論ありきの短絡的な主張の繰り返し。うんざりしてしまいました。2017/04/17

しあん

17
これもまた、現実だと思う。健康もまた格差があるなと常々思うけれど、性交渉にも格差がある。 おそろしいことだが、これが現実だ。2017/11/02

たか

17
 少し前の本だけどとても興味深く読めた。   収入格差が結婚格差やセックス格差に繋がるのは理解できるが、男は雄として収入に関係なく積極的に女性を口説きセックスに持ち込んで欲しいと思う。2017/10/05

小太郎

8
タイトルに惹かれて読んだんですが、意外に説得力がない展開と結論ありきの落としどころでは、折角の統計やインタビューがもったいなあ〜2018/07/18

たか

5
再読。単純にモテるモテないだけでなく経済的な要素も大きい。男たるもの、セックスには貪欲でありたい。2018/03/23

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