内容説明
うどんばかりが讃岐ではない。大人の知的遊びの達人・七人衆が路上に探り当てた“虎瓦”から“アブナイ貼紙”まで珍品怪品350点。
目次
路上は超芸術博物館
パフォーマンスする建物
意志と石のある風景
私説「火の見」進化論
露上植物園へようこそ
SF山水讃歌
西洋館渉猟
原風景の記憶装置・琺瑯看板
発信する街の顔・キャラクター看板
ハリガミ分類学〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドナルド@灯れ松明の火
14
お馴染み探検隊が四国讃岐に上陸。良い写真が沢山あるが写真掲載料が多すぎ(いいことなんだけど)で、面白いキャプションが別ページになってしまい読みづらいのが困った。讃岐路は凄いものが一杯あって豊作だ。久しぶりに杉浦日向子さんの文章に触れることができたも大収穫だった。 お薦め2018/11/15
sofia
6
たぶん再読。瀬戸内芸術祭やうどんブームの前にこんなに讃岐路を散策していたとは!瀬戸芸で島々を訪れたが、その前にこんなに魅力的な案内があったとは。今でもおもしろい。2014/06/01
・・・と見た。
1
路上に転がっている、ちょっと面白い、ちょっと珍しい、ちょっと何だかわからん物件を集めて、その楽しみ方をわかりやすく解説した本の香川県版。 良くも悪くもまじめな本です。個人的にはホーロー看板のところが一番見ごたえがあったと思う。あの独特の風合いは製造上の制約に由来するものだとはじめて知った。今からでも遅くない。ホーロー看板の復権をはげしく願っている。2011/10/11
-
- 和書
- ユーゴスラヴィアの崩壊