内容説明
フォーカシングそれはカール・ロジャーズの流れに立ち、うまくいったカウンセリングのエッセンスを集約した方法。心でも身体でもない“あいまいな実感”を手がかりに、こころのメッセージを聴いていく静かで穏やかなセルフヘルプ法あらゆる癒しの基本的技能。
目次
第1章 フォーカシングって何
第2章 フォーカシングのプロセス
第3章 フォーカシングは安全と信頼の中で
第4章 フォーカシングを始めましょう
第5章 フォーカシングをもっと深めましょう
第6章 贈り物を受け取りましょう
第7章 フォーカシングを使いましょう
第8章 困った時の手がかりに
第9章 友だちとフォーカシングをする
第10章 特に心理療法家のために
第11章 心理療法を受けている場合
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
55
★★★★★「フォーカシング」とは、自分がどんなふうに感じているか、その“感じ”に注意を向けて対話する心理療法。この本は、世界一のトレーナーによる、フォーカシングのセルフヘルプ本である。手順や、うまくいかないときのケーススタディなども掲載されているため、ひとりで実施する時にはとても心強い。【印象的な言葉】決断する時には、とくに大切な決断ほど、自分自身まるごと全体のところですべきです。2018/11/02
riviere(りびえーる)
16
フェルトセンス(感じられた意味感覚)というものを知って、最も助けられたのは私自身かもしれない。フォーカシングはからだを使って、自己の気づきを促し、心を癒してゆく独特のプロセス。数年前読んだときは今一つピンと来なかった。今回創始者ジェンドリンの『フォーカシング』を読んで再読したところ、この本の優れた実際性がよくわかった。“自己一致”に繋がる「自分の気持ちに気づいていること」が私自身さらに容易になり、ひどく心が自由である。【再読】2016/02/07
ヒラP@ehon.gohon
11
カウンセリングの学習の参考に読みました。自分自身にも効果がありそうです。身につけるためには実践あるのみですが。 2017/06/14
舟江
10
フォーカシングを知り、入門書として読んでみた。とりつくまで大変だったが、50頁過ぎからスラスラ読むことができた。しかし、自転車に乗ることと同じで、実際にやってみなければ分かったことにはならない。どこかで講習を受けてみようと思う。2022/02/12
大島ちかり
10
やっぱり読んだだけで身につけるのは難しいけど、自分を慰めたり勇気付けたりはやっているので、もうちょっと落ち着いて待ってあげればだんだんできるようになるかな。2014/07/14
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