内容説明
北フランスからプロヴァンスまで中世史の大家とともに巡る歴史の旅。
目次
ウィリアム征服王のノルマンディー
修道士の国ブルゴーニュ
イル=ド=フランス、王領
巡礼の国オーヴェルニュ
メーヌ、アンジュー、トゥーレーヌ―群雄割拠の地、領主の生活
ギュイエンヌとポワトゥ―アリエノールの物語
ラングドックと都市の発展
シャンパーニュとロレーヌ、商人と詩人の国
北フランスと職人の生活
ブルターニュとドュ・ゲクラン将軍
プロヴァンス、リヨネ、ドーフィネ、サヴォワ―皇帝と教皇
百年戦争の史跡をたずねて
著者等紹介
福本秀子[フクモトヒデコ]
慶応義塾大学経済学部卒。パリ大学法経学部博士課程修了
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感想・レビュー
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Go Extreme
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旅行と歴史: フランス中世 歴史的訪問地 カテドラル 城郭都市 文化的意義 旅行の動機 歴史的重要人物: ルイ七世 ヘンリー・プランタジネット アリエノール フランス王権 反乱 宗教と文化: 修道院 シトー会 クリュニー派 宗教改革 教育の中心 封建制度と社会: 領主 農奴 農民生活 商業と経済: 町の発展 商業活動 商人の役割 商品流通 文化的表現: 建築様式 美術作品 中世文学 詩の伝統 文化的アイデンティティ 歴史的出来事: 十字軍 政治的影響 戦争の影響 平和と戦争 フランス・イングランド関係2025/02/17
まふ
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久しぶりにフランス中世の本を読む。散歩であるから、各地を経巡って中世の歴史を思い起こすというスタイルであるが、初めての新たな知識もあって、役に立つ本である。例えば、リチャード獅子心王はプランタジネット家であるが、エニシダの木という意味であり、プランタジネット家はイギリス王朝であるとともに、フランス王朝に臣属する貴族だったという事実。この辺の歴史も面白い。アリエノール・ダキテーヌの生涯も面白そう。やはり歴史は辞められない。2004/02/08