書庫のキャレル―文学者と図書館

渋川 驍【著】

制作同人社（1997/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 196p／高さ 20cm
• 商品コード 9784795218871
• NDC分類 010.4
• Cコード C0090

目次

第１部　東京大学図書館（図書館の窓から；書庫のキャレル；木下杢太郎氏の印象　ほか）
第２章　文学者と図書館（図書館と文学者；レッシングとヴォルヘンビュッテル図書館；ゲーテとワイマール図書館　ほか）
第３章　国立国会図書館（夏目漱石と帝国図書館；戸川秋骨と国立国会図書館；至急電報　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きゅー]

作家の渋川驍は、東京大学図書館や国立国会図書館で勤務する司書でもあった。本作は図書館に係わる随筆や小論考を集めたものとなっている。中心となるのは「第2部　文学者と図書館」であり、ここでは「ゲーテとワイマール図書館」「カーライルとロンドン図書館」「森鴎外と図書寮」など、作家と図書館の豊かな関係について記されている。

2022/01/19

[悸村成一]

13の小伝と図書館（司書）エッセイ。図書館本。 35

2016/02/27