内容説明
「月刊現代」「PLAYBOY日本版」「読売ウイークリー」「論座」など、相次ぐ雑誌の休廃刊。雑誌づくりの現場で仕事をしてきた著者が、ウェブ時代に現代の雑誌はどうあるべきか方向を示し、雑誌再生、ひいてはジャーナリズム再生の途を探る。
目次
第1章 ジャーナリズム―日に新し、日々に新し
第2章 雑誌の編集とは
第3章 ウェブ時代の雑誌
第4章 雑誌に押し寄せる二大潮流(1)―「デジタル情報津波」が襲ってくる
第5章 雑誌に押し寄せる二大潮流(2)―広く深く浸透する「ゲゼル化」
第6章 「5R」―「デジタル情報津波」「ゲゼル化」時代の雑誌の作り方
第7章 「エンゲージメント(絆)」―広告媒体としての雑誌の可能性を求めて
第8章 お隣の活字メディア、新聞
第9章 「情報津波」「ゲゼル化」への対応を迫られる雑誌
著者等紹介
高橋文夫[タカハシフミオ]
1938年生まれ。一橋大学経済学部卒業。日本経済新聞社入社後、ニューヨーク特派員、編集委員、産業情報部長、データバンク局次長を経て、日経BP社『日経ビジネス』局長・発行人、取締役編集委員長、常務編集担当、専務出版・開発担当、日経BP出版センター代表取締役社長、同監査役を歴任、05年より日経BP社参与。日本外国特派員協会・日本記者クラブ、日本出版学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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