Shinhyoron selection<br> 世界の翻訳家たち―異文化接触の最前線を語る (OD版)

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Shinhyoron selection
世界の翻訳家たち―異文化接触の最前線を語る (OD版)

  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794899408
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0090

出版社内容情報

翻訳家像を歴史的に探ってきて著書が、欧米各国の翻訳文化の担い手たち30名にインタビュー。日本エッセイストクラブ賞、日本翻訳文化賞受賞作!

内容説明

本書におさめたインタビューの大半はアルルとパリでおこなった。いちばん古いのは一九九〇年三月のもの、いちばん新しいのは一九九四年三月のものである。翻訳の問題をできるだけ多角的な視点からとらえるために、書評家、翻訳家組織の責任者、欧州連合(EU)の通訳機関、翻訳学校、各国の翻訳家施設の創設者たちにもインタビューした。オンデマンド出版による復刻版。

目次

第1章 中国文学・日本文学をフランス語に翻訳する人たち(翻訳という試練をくぐりぬけるとき―ジャン・レヴィ;日仏バイリンガルの冒険―坂井セシル ほか)
第2章 さまざまな国の多彩な翻訳家たち(ベルリン・オペラのダンサーから翻訳家へ―ユリア・タルディ=マルクース;芸術家の魂と旺盛な生活力と―ニドラ・ポレール ほか)
第3章 翻訳をめぐる事情(書評家の立場から―ニコル・ザンド;欧州連合をささえる通訳たち―クリスティアン・ハイノルド ほか)
第4章 翻訳家たちの仕事と交流の場―その創設者たち(ドイツ・シュトラーレン市のヨーロッパ翻訳家コレギウム‐着想のもとにあったのは、十二世紀トレドの翻訳活動―エリカ・トプホーヴェン=シェーニング;フランス・アルル市の国際出版翻訳家コレージュ‐翻訳家の仕事にはもっと光があてられなければならない―フランソワーズ・カンポ=ティマル ほか)

著者等紹介

辻由美[ツジユミ]
作家・翻訳家。東京教育大学理学部修士課程修了後、パリに学ぶ。1996年、『世界の翻訳家たち』で第44回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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