「衣食足りて礼節を知る」は誤りか―戦後のマナー・モラルから考える

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「衣食足りて礼節を知る」は誤りか―戦後のマナー・モラルから考える

  • 大倉 幸宏【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 新評論(2016/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794810427
  • NDC分類 150.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本は戦後、急速な経済発展を遂げて豊かになった。その一方で、人々の心は貧しくなり、道徳は低下していった――。今日、多くの人がこうした言い回しを定説のごとくとらえています。とくに近年は、「道徳の低下が顕著になっている」という指摘も少なくありません。実際、それを裏付けるかのような出来事は日々起きています。
 一方で、海外との比較において、日本の治安の良さや日本人のマナー・モラルの高さがメディアで取り上げられることがしばしばあります。なかでも、二〇一一年の東日本大震災に際しては、人々が冷静に秩序ある行動をとっていた様子が海外メディアで報じられ、世界中で賞賛の的となったことは記憶に新しいところです。
 今日、こうした相反するような言説が並存しています。いったい、日本人のマナー・モラルは高いのでしょうか、低いのでしょうか? もし低いのなら、それは戦後にもたらされたのでしょうか? また、諸外国におけるマナー・モラルの水準は、日本をさらに下回っているのでしょうか? あるいは、今日の日本人の道徳水準は、総体的に見れば十分高い水準にあるのでしょうか?
 本書では、こうした疑問を解くため、戦後日本が経済発展を遂げていくなかで、人々のマナー・モラルがどう変化していったのかを考察します。なかでも、日本人が「衣食足りて」の段階へと進んだ昭和三〇年代から四〇年代を中心に、日本社会の状況を分析します。そして、今日の日本人の道徳水準をいかに捉えるべきか、そのメンタリティーにも踏み込みながら、一つの視点を提示します。
 なお、本書はご高評をいただいた『「昔はよかった」と言うけれど』の続編にあたります。前書とあわせて読むことで、近代以降の日本人のマナー・モラルについて、より深く理解することができるでしょう。(おおくら・ゆきひろ)

大倉幸宏[オオクラユキヒロ]
1972年、愛知県生まれ。新聞社、広告制作会社勤務等を経てフリーランスのコピーライターに。広告媒体を中心に、幅広い分野で執筆活動を行う。著書に『「昔はよかった」と言うけれど―戦前のマナー・モラルから考える』は、池上彰氏をはじめ多くの識者から高い評価を得た。

内容説明

新聞記事などの資料を基に、戦後から現在までの生活風景を辿り、日本人のマナー・モラルの変遷を読み解く!『「昔はよかった」と言うけれど』に続く第2弾。

目次

第1章 日本人のマナー・モラルはいかなる水準だったか(昭和二〇・三〇年代の日本を振り返る;外国人が語る日本人の印象を知る ほか)
第2章 日本人のマナー・モラルはいつ変化したのか(花見会場を定点観測する;酔客の荒れる様子を見る ほか)
第3章 何がマナー・モラルに変化をもたらしたのか(新生活運動の内容を探る;東京五輪に向けた取り組みを見る ほか)
第4章 「世間」はいかに日本人の行動を規制してきたか(「世間」の中身を理解する;「世間」の強い影響力を知る ほか)

著者等紹介

大倉幸宏[オオクラユキヒロ]
1972年、愛知県生まれ。新聞社、広告制作会社勤務等を経てフリーランスのコピーライターに。広告媒体を中心に、幅広い分野で執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

100
これから30年も経つと今を「昔は良かった」と言う時代が来るだろうか。そんなことを思った。そして、『世間』を考えた。広かったり狭かったり・・そんなに気にする必要もないが、ある程度(ここの塩梅が実は難しい)節度は大切。利害関係が絡むと尚の事・・範となる大人が怪しい現実がある。外国の方がこの国を好きでいてくれるのが不思議なくらいだ。国じゃないね、人だよね。人がいて国がある。その舵取りがぐらついてはいないだろうか?2017/08/18

ロア ※設定変更忘れるな自分

24
数十年前の日本人は、騒ぐし汚すし暴力も当たり前って人が多かったみたいですよ。実はそんな気質は今もそんなに変わってないけど、同調圧力の高まりによって人目を気にするようになったから、一見するとマナーやモラルが高いように見えてるだけみたい。2016/08/24

C-biscuit

18
図書館で借りる。わかりやすいタイトルであるが、読み進めると日本人は衣食が足りたから礼節ができたのではなく、マナーアップ運動があったように思う。もっとも戦後は食べることが重要であり、それどころでもなかったのも想像できる。今の日本からは考えられない時代であり、昨今の若者の話は、戦後も高度経済成長期も変わらない。若者のSNSなどの問題は昔はラジオの弊害で語られており、変わらない世の中である。時間に正確なのが日本人の特徴かと思いきや、昔はひどかったとの評が載っていた。恥と世間との関係など本質が掴めたように思う。2016/10/04

ATS

14
★★★前著『「昔はよかった」というけれど』では戦前より、現代の方がマナー・モラルが高いということを示した。本著はマナー・モラルがいつから高くなったのか?高くなった原因は何か?ということを多くの文献を渉猟し、導き出そうとしている。考えられるのはインフラ整備、マスメディアの進化などによって「ひろい世間」が拡大(機会論)したためである。簡単にいうと村社会ではみんな知ってる奴ばかりだから、マナー・モラルなんて気にしなくてよかったけど、世間が身近になったからマナー・モラルを守らざるを得なくなってしまったということ。2016/10/24

たこやき

13
『「昔はよかった」と言うけれど』の続編で、戦後について綴った書。前著と同じく、第1章はいかに酷かったか、が出るのだけど、その後、「花見」を巡る部分で変化を時系列で綴る。そして、その時期に起きたこと、「世間」などを巡る議論から、その理由を考察する。印象的だったのは、「原因」と「機会」を元に道徳教育を綴る部分。知識がない時代は、「これはダメ」と教えるのは意味があった。しかし、知識は既に広まっており、それでもは「機会」の問題。果たして、意味があるのか? しかも、事例からして現在がそれほど悪いとは言えないなら……2017/07/13

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