障害者スポーツの臨界点―車椅子バスケットボールの日常的実践から

個数:

障害者スポーツの臨界点―車椅子バスケットボールの日常的実践から

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2019年07月23日 16時46分現在)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■ご注文当日 (午前0時~午前10時30分までのご注文)
     または
    ■ご注文翌日 (午前10時31分~午後11時59分までのご注文)

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794809094
  • NDC分類 780
  • Cコード C0036

内容説明

パラリンピックを「リアル」に観る!スポーツ観戦の新たな「ものさし」が提供される。著者自らが体感した「イスバス」の世界。

目次

序章 障害者スポーツを語る地平
第1章 障害者とスポーツの問題系
第2章 スポーツとルールの論理
第3章 障害者スポーツの歴史
第4章 車椅子バスケットボールチームの日常
第5章 ルールとその働き
第6章 ゲームと、その達成
第7章 日常の経験とスポーツ
第8章 イスバスとインペアメント/ディスアビリティ
結章 障害者とスポーツの臨界点

著者等紹介

渡正[ワタリタダシ]
1979年、北海道札幌市生まれ。筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科単位取得退学後、早稲田大学スポーツ科学学術院助手を経て、徳山大学経済学部准教授。博士(学術)。専門は、スポーツ社会学、障害者スポーツ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

車椅子バスケの選手たちの「日常」を通じ、身体の多様性に根ざす障害者スポーツの論理と競技観戦の「ものさし」を論じる意欲作!
2012年夏、ロンドンでオリンピック・パラリンピックが開催される。ロンドンでオリンピックが行われるのは1908年、1948年に続いて3回目だ。パラリンピックの前身となった大会の一つは、1948年の開会式と同日に行われており、障害者スポーツとしても記念すべき大会となる。本書は、障害者スポーツ全般を紹介する本ではない。そうしたことはすでに出版されている書籍に任せている。本書はむしろ、障害者スポーツのこれまでを振り返り、そしてまたそれを考えなおす本である。車椅子バスケットボールの日常的実践から、「障害者スポーツ」というものの限界を追求することを目指したものなのだ。当然のことながら本書には、何人かの車椅子バスケットボール選手が登場している。だが、彼らは多くの人びとにとってみれば無名の存在だ。有名選手は出てこない。しかし、それでよい。いわゆる「普通」の人びとのスポーツ活動の中から障害者スポーツについて考えることが重要だからだ。また、その方が、多くの選手の日常に近いだろう。彼らはどうやって練習場に来るのか。競技用の車椅子はどのように持ってきているのか。練習はどんなふうに行うのか。ゲームにはどんな特徴があるのか。自分の「障害」や「スポーツ」をどんなふうに考えているのか。「障害者スポーツ」というのは、その競技が成立する論理のなかに、「人間の身体は一人ひとり全く違う」という当たり前のことが組み込まれている。しかしこの「当たり前」は、これまでの健常者中心のスポーツではありえない考えである。身体の多様性を最も重要な要素として行われるスポーツが障害者スポーツである。そのため、それを見る私たちは、各選手の身体とその違いに注目するように促されることになるだろう。 私たちがスポーツを見て考えるときの新たな「ものさし」を、障害者スポーツは提供してくれている。パラリンピックをより深く楽しみ考えようとした時に、本書がそのきっかけとなれば幸いである。(著者 渡 正)