性的不能者裁判―男の性の知られざる歴史ドラマ

個数:

性的不能者裁判―男の性の知られざる歴史ドラマ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年07月27日 20時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784794800701
  • NDC分類 195.2
  • Cコード C1022

出版社内容情報

【男の性の知られざる歴史ドラマ】17-18世紀,フランスにおいて性的能力がないとみなされたため法廷に立たされ,社会の除け者とされていった不幸な犠牲者たちを描き出す。

内容説明

17、8世紀、狂人、貧民、同性愛者、神を冒涜する人、錬金術師らと並んで、社会ののけものとされた人びとがいた。かれらは、性的能力がないとみなされたために、法廷に立たされて、「男らしさの神話」の代償を払わされた…。本書は、この法と宗教のつめたい機械にこなごなにされた不幸な犠牲者たちの知られざる歴史ドラマを通して、かれらを執拗に迫害した人たちの心性にひそむものを探りだす。

目次

第1部 結婚と性的不能(法医学的にみた性的不能;どっちつかずの状況;性的不能者の結婚)
第2部 婚姻無効の裁判(不能者裁判の全体的な枠組み;裁判の実施;予備的手続きと尋問)
第3部 18世紀までの法医学上の手順(裁判と妻の検査の根拠;性器鑑定の段取り;コングレ〈性交実証〉)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

59
中世では「重婚」「生物学的に同性」「夫が性的不能者」という理由以外では、教会が離婚を認めなかった。そのため、妻からの「夫の性的不能」を理由にした離婚裁判が多発したらしい。フェミニズム関連本を読んでる時に「結局、この痛みを僕は最後までは決して理解できない」という居心地の悪さを感じてしまうことがある。でもこの本で訴えられた夫たちの恐怖は、我が事のように理解できた。逆に女性には、この恐怖を理解しきることは難しいんじゃないだろうか。教会での勃起や処女膜の確認、裁判官の前での性交実証の醜さは「チ。」を思い出させる。2022/10/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/336087
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品