内容説明
バレエ・劇場・スポーツ・下着・女性・建築・監獄・疾病・万博・植民地、歴代国王に王殺し、宰相・元帥に演劇人、建築家にフェミニスト…。有名無名とりまぜて300余の“からだ”が交錯する生の万華鏡10態。
目次
第1部 普遍的な“からだ”(宮廷バレエから古典バレエへ;パリ劇場通信;人文主義とスポーツ;下着とジェンダー;身体史としての女性史)
第2部 公共的な“からだ”(建築における古典とロマン;閉じこめの論理;パンデミーの時代;万博都市の光と影;コロニアル・デザイン)
著者等紹介
高木勇夫[タカギイサオ]
名古屋工業大学教授(大学院社会工学専攻)。1950年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部(史学科)卒、同大学大学院文学研究科前期課程・後期課程(西洋史専攻)修了。その間、文部省海外派遣学生としてオバリン大学に留学(合衆国オハイオ州74~75年)。81年名古屋音楽大学非常勤講師、83年同常勤講師、86年名古屋工業大学講師(人文社会教室)に転じ、88年同助教授、98年教授(人間社会科学講座)、2003年から現職。専門は近代フランス政治社会史。元・スポーツ史学会理事。人間社会科学研究会を主宰
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