草思社文庫<br> 海に生きた百姓たち―海村の江戸時代

個数:
  • ポイントキャンペーン

草思社文庫
海に生きた百姓たち―海村の江戸時代

  • 渡辺 尚志【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 草思社(2022/06発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 60pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月20日 08時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794225849
  • NDC分類 662.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

手漕ぎ船だけでどう漁をした?網元と網子の対立と協調の歴史とは?江戸期以降の漁業の実態を時系列で追いかける。

内容説明

百姓=農民、ではない。江戸時代、海辺に生き、漁を主ななりわいにした者たちも、身分的には百姓だった。漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、当時の漁業とはどのようなものだったのか?網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、第二部では渋沢敬三が伊豆半島西岸(現静岡県沼津市)で発見した古文書を取り上げ、当地での江戸時代から明治にかけての漁業と漁師の実態を時系列で追いかける。海の男たちの知られざる三〇〇年史。

目次

序 江戸時代の村と海村
第1部 江戸時代の漁業とは―全国の事例を追う(網と漁法;東北・北陸;肥後天草;瀬戸内海;隠岐島 ほか)
第2部 海の男たちの三〇〇年史―戦国、江戸、明治―伊豆半島の海村を深掘りする(伊豆半島の海村の古文書、発見;津元と網子による漁の世界―立網漁から、利益の分配、魚の売買・輸送ルートまで;戦国~江戸前期 立網漁の主導者津元に、網子が独自漁で対抗―長浜村を例に;江戸中期 津元批判を先鋭化させる網子たち;江戸後期 「新漁場」の操業で、漁業秩序に大亀裂)
終章 明治維新における海村の大変革

著者等紹介

渡辺尚志[ワタナベタカシ]
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、一橋大学名誉教授。今日の日本の礎を築いた江戸時代の百姓の営みについて、各地の農村に残る古文書をひもときながら研究を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

25
江戸時代の海村(漁村としないのは海沿いの村=漁業を生業としているわけではないため、本書では海村と表現している)における網漁の構造と地域、時代による変化を書いた一冊。そもそも日本人は水産物をたくさん食べていたわけではなく、漁業が行われている地域から輸送可能な場所(権力者でもない限り内陸の人たちはまず食べていないということになる)までであることを統計でも示し、まずは江戸時代の経済における漁業の正しい位置を確認することから進めて、各地の事例を取り扱っている。2024/01/16

Go Extreme

1
江戸時代の村と海村 江戸時代の漁業とは―全国の事例を追う: 網と漁法 東北・北陸 肥後天草 瀬戸内海 隠岐島 関東 琵琶湖 海の男たちの三三〇〇年史―戦国、江戸、明治‐伊豆半島の海村を深掘りする: 伊豆半島の海村の古文書、発見 津元と網子による漁の世界―立網漁から、利益の分配、魚の売買・輸送ルートまで 戦国~江戸前期 立網漁の主導者津元に、網子が独自漁で対抗―長浜村を例に 江戸中期 津元批判を先鋭化させる網子たち 江戸後期 「新漁場」の操業で、漁業秩序に大亀裂 明治維新における海村の大変革2022/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19786967
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品