草思社文庫<br> 奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史

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草思社文庫
奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794223746
  • NDC分類 172.9
  • Cコード C0121

出版社内容情報

皇位継承の最も重要な証とも言える「三種の神器」。その知られざる中世史を、壇ノ浦の合戦、南北朝の対立など、歴史の節目に焦点をあ

内容説明

壇ノ浦の合戦から室町時代まで、天皇の証をめぐる壮絶なドラマとは。壇ノ浦の合戦、南北朝の対立、皇位奪還を狙う後南朝―鏡・剣・玉という、歴代天皇の皇位継承のシンボル「三種の神器」をめぐって繰り広げられた争奪戦を叙述する。中世において神器はどのような意味があったのか、そして、当時の政治情勢にいかなる影響を与えたのか。様々な事件を通して、変わりゆく人々の三種神器観の変遷を鮮やかに描き出す。

目次

第1章 宝剣喪失―鎌倉期における三種神器(三種神器とは何か;さまざまな表記 ほか)
第2章 南北朝における三種神器(大覚寺統と持明院統―南北朝の起源;元弘の変 ほか)
第3章 嘉吉の乱と赤松氏の滅亡(南朝復興運動;籤引きという儀式 ほか)
第4章 禁闕の変―神璽強奪(幕府内の大きな変化;内裏襲撃の目的 ほか)
第5章 長禄の変―神璽奪還と赤松氏再興(南朝皇胤の出奔;「一天無双の才」一条兼良の集大成 ほか)

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年、神奈川県生まれ。関西学院大学文学部卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えぬ氏もわるよのぉ

2
三種の神器は天皇の地位の象徴だが、歴史上、神器を欠いた天皇の例が幾つもある。例えば、平家が壇ノ浦で滅亡したとき宝剣も海の底に沈んでしまった為、その後数十年、神器の一種が不在だった。或いは南北朝時代の北朝の天皇など。そうした天皇や廷臣たちの苦悩や、神器がなくとも天皇の正当性に問題ないとする理論構築の過程などが興味深かった。2019/03/17

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