草思社文庫<br> 中国はいかに国境を書き換えてきたか―地図が語る領土拡張の真実

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草思社文庫
中国はいかに国境を書き換えてきたか―地図が語る領土拡張の真実

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794223210
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0131

出版社内容情報

そもそも中国に国境という概念は存在しないのである。
世界は自らの「中華世界」とその周辺の「夷狄」で成り立っており、周辺の勢力が増せば縮小し、弱体化すれば拡張する。
中国の歴史はつねにそうした膨張と縮小の繰り返しであり、その「戦略的辺疆」を長期間にわたり実質支配すれば、
地理的境界を拡大することができると考えてきた。
時代によって「顔」を変え、「形」を変えて生き延びてきた中国。
その領土拡張政策を予測するうえでの重要な指針を与え、威嚇と恫喝の裏に隠された中国最大の弱点を浮き彫りにする。

内容説明

そもそも中国に国境という概念は存在しないのである。世界は自らの「中華世界」とその周辺の「夷狄」で成り立っており、周辺の勢力が増せば縮小し、弱体化すれば拡張する。中国の歴史はつねにそうした膨張と縮小の繰り返しであり、その「戦略的辺彊」を長期間にわたり実質支配すれば、地理的境界を拡大することができると考えてきた。時代によって「顔」を変え、「形」を変えて生き延びてきた中国。その領土拡張政策を予測するうえでの重要な指針を与え、威嚇と恫喝の裏に隠された中国最大の弱点を浮き彫りにする。

目次

第1章 史上最大の版図に膨張する現代中国(中国は多様なる一つの世界;極めて異質な国防意識;民族問題という内なる火種)
第2章 中国はいかに領土を拡張してきたか(「中原の地」と「化外の地」;満洲;蒙古;新彊;チベット;併合できなかった地域)
第3章 知らぬ間に築かれた軍事大国の礎(二度と侵略されない国へ;地理的要素に配慮した中国の国防体制;米ソの間隙をつく第三国へのたくみな進出;敵と味方は利害で変わる;毛沢東の異常なまでの防衛観)
第4章 アジアの大国から世界帝国への豹変(「現代版中華世界」の再興;南シナ海は核心的戦略区;西アジア、インド洋から中東、さらにアフリカへ進出)
第5章 中国はどこまで膨張するのか(東シナ海をわが物顔で徘徊する中国海軍;海の辺彊、西太平洋)

著者等紹介

平松茂雄[ヒラマツシゲオ]
中国の政治・軍事戦略研究の第一人者。1936年、静岡県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程修了。法学博士。専門は現代中国(軍事・外交)。防衛庁防衛研究所研究室長を経て、1987年より2005年まで杏林大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

57
2011年刊行の文庫化。対中国ホイッスラー。 著者の警告通りになってきてるような気が。 国境の概念が中国は独特らしい(ないっていうか)2024/04/18

James Hayashi

30
中国の政治・軍事戦略研究の第一人者、11年著。中国の戦略を歴史的に見てとれ、未来の布石が見えてくる良書。/満州に支配されていたこともあるため、少数民族の動きに敏感である。その為、チベットやモンゴル族を一つの省でなく分散させている。モンゴルは中ソの緩衝地帯であったが、内蒙古と外蒙古と国と省に分け、チベットも大きな纏まりを解き青海省と四川省に分け、更に大量の漢民族を移入させている。(パンダも元々チベットに生息していた)/タイ半島を横断する運河(構想中)が完成すれば、距離の短縮だけでなくマラッカ海峡を 続く→2019/06/28

depo

1
中国は、自国が弱い立場にあるときは籾手をしながら近づいてくるが、強い立場になるといけただかになる。また、中国は自らに都合がいいときにのみ国際法を守れといい、自らは国際法に勝手な解釈をする。中国の行動は国連海洋法条約に反するとしてフィリピンが仲裁裁判所に提訴し、同裁判所は中国が主張してきた歴史歴権利を否定したが、中国は「紙くず同然」と完全に無視した。2024/06/15

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