地図で読む東京大空襲―両国生まれの実体験をもとに

個数:

地図で読む東京大空襲―両国生まれの実体験をもとに

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月22日 01時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784794220370
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

出版社内容情報

六歳の誕生日に両国で東京大空襲を経験し、からくも生きのびた著者が、一夜にして十万人が死んだといわれる惨劇はどのようにして起こったのかを当時の地図を元に回想する。戦前の懐かしい下町文化( 相撲、花火など)の資料を元に大空襲の前と後とで町がどの様に様変わりしていったかを合わせ記す。当時の実体験と長じて地図の専門家となった知識とがあったからこそ書きえた貴重な本。

一・戦前の暮らしと父の出征
ニ・東京大空襲
三・記憶の中の深川と浅草
四・戦時下の地図
五・空襲消失図をつくる
六・復興のネットワーク

【著者紹介】
旅ジャーナリスト。昭和14 年東京両国出身。専修大学法学部出身。昭和20 年3 月10 日の東京大空襲により各地へ疎開。現在、埼玉県蕨市在住。三井銀行( 現三井住友銀行) 支店長、( 株) ゼンリン、日地出版( 株) の役員などを経て、現在、( 株) ケイエスエス( 菊地総合企画) を運営する。日本国際地図学会会員。著書に『和紙の里探訪記』( 草思社)『「地圖」が語る日本の歴史』(暁印書館)など。

内容説明

両国は回向院の裏あたりに住んでいた著者は昭和20年3月10日の東京大空襲を六歳のとき体験した。一晩で10万人が焼け死んだという大空襲の惨事は70年近くがたった今、記憶も薄れつつあるが、数少なくなった生存者の一人として改めて書き残しておきたいと著者は言う。江戸から続く被災の歴史、戦前のサラリーマン一家の暮し、相撲と花火の下町文化など、失われた両国を回想。地図研究家でもある著者がさまざまな地図・図版40葉で東京大空襲と地方都市の空襲などを再現。

目次

1 戦前の暮しと父の出征
2 東京大空襲
3 記憶の中の深川と浅草
4 戦時下の地図
5 空襲焼失図をつくる
6 復興のネットワーク

著者等紹介

菊地正浩[キクチマサヒロ]
ノンフィクションライター、旅ジャーナリスト。昭和14年、東京両国生まれ。専修大学法学部卒業。昭和20年3月10日の東京大空襲により各地へ疎開。三井銀行(現三井住友銀行)支店長、(株)ゼンリン、日地出版(株)の役員などを経て、現在、(有)ケイエスケイ(菊地総合企画)を運営する。日本地図学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hisashi Tokunaga

0
こうした体験が一冊の本になることの意味。文章は作者によって綴られているが、その多くの語りはは亡くなった祖母祖父であり、亡くなったオサナ友達だったりして、これは鎮魂の書である。亡くなった父の遺骨への当時の霞が関役所の対応に、作者の靖国あるいは今の安倍総理への想いが感得できる。読み手がさまざまに感じ取れる作品である。2014/04/22

rbyawa

0
e085、正直なところ、タイトルに「地図」と銘打たれてますし実際に結構な枚数の地図は入っているものの、それほど特に本文の内容とリンクしていたかというと、そうでもないんじゃないかな? すごく端的に、当時の地図を(アメリカ側が描いていたものや入手していたのではないかと推測されるようなものも)だいぶあとの時代になってから触れた著者さんが、それを見ながら思い出すような内容、といったところでしょうか。東側の下町の詳細な記録の本として両国の町と、関東大震災の記憶を持った家族との記憶の語りとしては特に過不足はないです。2014/03/27

Xarutosya

0
7月と8月の間ぐらいに読んだ 前半が筆者の実体験で後半がなんか持ってる地図の解説 つまり読む価値あるのは前半部分 今で言う両国から万世橋まで走り気づいたら上野公園にいたと記述されておりとても嘘に見えなくて手に汗を握った 数か所書きたくないと拒否していたのが印象的だった 空襲当日の出来事だった 生き残りが1000人で総住人の1%とただただ恐ろしい。負傷者じゃないんです、生存者1%です。2020/07/31

Sumiyuki

0
東京大空襲時、著者は両国から万世橋を経由して上野公園まで逃げた。敷石は焼け石のように熱く、なるべく土の上を走った。アスファルトはどうなのだろうか。終戦間際に勝浦に艦砲射撃があったと知り驚いた。両国が武蔵と下総の境だとは知らなんだ。ちゃんこ鍋の「ちゃん」は越後地方の方言で「お父ちゃん」で「こ」は東北地方の人たちが言葉尻につけるものらしい。2018/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7957648
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品