偉大なる敗北者たち―メアリ・スチュアートからゲバラまで

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794214072
  • NDC分類 280
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ゲバラ、ゴッホ、トロツキー、チューリングなど、世界史の一場面に大きな足跡を刻んだ「敗北者」たちの栄光と苦悩に彩られた生涯をたどる歴史ノンフィクション。

歴史は敗北者によって作られる!

一瞬の光芒をを放って世を去ったチェ・ゲバラ、フィンセント・ファン・ゴッホ、世界史の転換点で大きな役割を果たしながら功績を全否定されたアラン・チューリング、トロツキー、はからずも「帝国」の最後に君臨することになったルイ16世、ヴィルヘルム2世、ゴルバチョフ――。
世界史の一場面に大きな足跡を刻んだ「敗北者」たちの人生をたどる歴史ノンフィクション。みずからの運命に抗い、敗れ去っていった者たちの栄光と苦悩に彩られた生涯を練達の筆で描く。

内容説明

一瞬の光芒を放って世を去ったチェ・ゲバラ、フィンセント・ファン・ゴッホ、世界史の転換点で大きな役割を果たしながら功績を全否定されたアラン・チューリング、トロツキー、はからずも「帝国」の最後に君臨することになったルイ16世、ヴィルヘルム2世、ゴルバチョフ―。世界史の一場面に大きな足跡を刻んだ「敗北者」たちの人生をたどる歴史ノンフィクション。みずからの運命に抗い、敗れ去っていった者たちの栄光と苦悩に彩られた生涯を練達の筆で描く。

目次

1 生き急いだ才能(チェ・ゲバラ―密林を駆け抜けた血まみれの救世主;オスカー・ワイルド―監獄にぶちこまれた社交界のアイドル ほか)
2 最後の皇帝(ミハイル・ゴルバチョフ―民衆を解放してうらまれた男;ヴィルヘルム2世―国を滅ぼして幸せになった男 ほか)
3 消された英雄(アラン・チューリング―祖国を勝利に導きながら無視された天才数学者;エルヴィン・ロンメル―称賛され、歓迎され、抹殺された男 ほか)
4 敗れ去った女(リーゼ・マイトナー―男たちにノーベル賞を盗まれた女;メアリ・スチュアート―断頭台の露と消えた権謀術数の女)
5 悲しき芸術家(ハインリヒ・マン―弟トーマスの名声に覆われた悲しい人生;クヌート・ハムスン―ヒトラーを賛美して名声を失ったノーベル賞作家 ほか)

著者等紹介

シュナイダー,ヴォルフ[シュナイダー,ヴォルフ][Schneider,Wolf]
1925年生まれ。『南ドイツ新聞』ワシントン駐在員として活躍したのち、『シュテルン』『ヴェルト』の編集長を歴任。1979年に創設されたハンブルク・ジャーナリスト学校の校長を開校以来務めている

瀬野文教[セノフミノリ]
1955年東京生まれ。北海道大学独文科修士課程卒。DAAD(ドイツ学術交流会)給費生としてケルン大学に留学。ドイツ語塾トニオ・クレーガーを経営
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

明石です

6
チェゲバラ、チューリング、オスカーワイルド等々、人生の一地点で栄華をきわめながら「敗北者」として後世に名を残した偉人達の評伝。最近マイブームの翻訳者さんの訳による本。起伏に富んだ(富みすぎた)話と軽快な語り口に吊り込まれ、一日で読み切ってしまった。内容の濃さもさることながら、柴田元幸氏を思わせるなめらかな文体が癖になる。また、たとえばゴルバチョフのように、のちの評価が完全に二分されている人物の功罪をとにかくフェアに語るという著者の姿勢に好感が持てる。これは名著。いずれ再読すること間違いなしと思う。2022/04/08

hirayama46

4
はじめてのヴォルフ・シュナイダー。歴史に残る敗北者たちを描いた軽めの読み物。やや公平性がないというか、判官贔屓的なところもありつつも、コンセプト的に仕方ないとも言えますね。しかし、ヨハン・シュトラウスって全然敗北者ではないのでは……ともくじで思いましたが、同名の父親のほうだったのですね。なるほど。2020/01/27

くっきー

3
訳者あとがきにあるように「負けっぷりがいい・散り際が見事だ」などなど、敗者を飾る言葉ってたくさんあるんですよね。特に日本人って敗者を讃える気質が強いように感じていたけど、著者はドイツの方だから日本人に限らず世界的にそうなのかしら。17人の偉大なる敗北者たちのお話が載っているけれど、名前と顔の一致する人はゴッホとゴルバチョフだけでした。ルイ16世ですら記憶が怪しいので、私がものを知らなすぎで有名な人ばかりなのかもしれませんが…。2011/06/17

ぐだぐだ

1
人生において敗北したかどうかは本人が決めればいいと思うけども。他人を押しのける野心がなければ人の上には立てない。ならまぁ、敗者でもいっか。2018/10/12

天音

0
多くの人を紹介しているので、かなり駆け足な印象。でも興味をもった人が何人か出てきたので、最初の足がかりとしては良いと思う。天才数学者のアラン・チューニングや、兄弟で本を書いて戦ったハインリヒ・マンなど、興味を持てたので、もっと詳しく読んでみようと思った。2016/11/16

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